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推しの子 リクエスト集

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8 - ルビアク「嫉妬」

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2023年12月04日

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リミ(アクア推し)さん

アクアが、有馬やあかねと絡んでいて、ルビーが嫉妬する話





ルビーは最近、困っていることがあった。それは、双子の兄であるアクアがモテすぎていること。普通の兄妹であれば、(ブラコンじゃなければ)興味を示さないし、嫌そうな顔をするか、もしくは信じないかの3択だが、重度のブラコンを患っているルビーは、そんな兄が少し心配なのである。


アクア)…それで、有馬とあかねに嫉妬してんの?


ルビー)あかねって呼ばないで


アクア)ガチじゃん


口では呆れたようにしているのに、頭を撫でてくれる手は優しい。


ルビー)う゛〜、そんなんだからロリ先輩とかあかねちゃんに好かれるんだよー!


アクアの腹部に顔を埋めてぐりぐりする。


アクア)うわっ、ちょ、擽ったい!


ぐぐぐと力を込められ、押し返される。


アクア)…何かあったのか?いつもより元気ないじゃん


ルビー)アクアのせいだもん……


アクア)はいはい


もういっそアクアの腹に埋もれてしまおうかと考え出したが、一旦冷静になる。それより、もっとアクアを独り占めできる方法がある筈だと考える。妹としての権限を存分に発揮すれば、かなり良い方向に転がるのでは───。


アクア)ルビー?ボーッとしてどうした。眠いのか?


額にそっと手を乗せ、ルビーを心配そうに見ていた。


ルビー)えっ?ううん、なんでもな───くない!


アクア)はっ?


ルビー)ねむい!眠いよお兄ちゃん!!


勢いよく起き上がり、アクアの肩をガクガクと揺らす。


アクア)わかっ…分かったからやめろ!目が回る……


ルビー)あ、ごめんお兄ちゃん!


慌ててアクアから手を離す。掴まれた時の力が強かったのか、アクアは数回肩を回す。


アクア)なに。一緒に寝たいの?


意地悪そうな笑みを浮かべたアクアに、ルビーは満面の笑みで肯定する。


アクア)え、マジで?


ルビー)大マジだよ!


決別した時から滅多に見せなくなった妹モード全開なルビーに、少し嬉しくなってしまう。


アクア)仕方ないな。じゃあ、俺の部屋に───


ルビー)私の部屋!


アクア)…仰せのままに。お嬢さん



アクア)…なぁ、コレ恥ずかしいんだけど


ルビー)良いの!このままでいて!


困った表情のアクアと、笑顔が絶えないルビー。2人は1つのベットに入り、アクアはルビーに抱かれていた。ギュッとされているせいで、ルビーの甘い匂いと、暖かい温もりに全身が包まれているような感じがして、こっちが眠くなってくる。


ルビー)んへへ、そのまま寝てても良いよー


アクアのサラサラな髪を撫でながら言うルビーがアイのように見えて、少しだせ懐かしい気持ちになった。


ルビー)おやすみ、お兄ちゃん


眠ったアクアに微笑み、キスを1つ落とす。近くにあったスマホを取り出してカシャッと写真を撮り、そのままSNSに投稿する。



翌日、トレンド入りを果たしたルビーの元にとある2人が突撃してきたとかなんとか。




ー終ー

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