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部下がしくじって、敵が侵入し、幹部の情報が盗まれたことで朝が騒がしくバタバタしていた、
(散兵様!!)
(ん、なに、今忙しいんだよ、バカな話ならぶっ飛ばすから)
(え…と…その…手紙が…)
(はぁ?)
僕は手紙を受け取り、読む…
俺達はお前らの組織の情報を見て、散兵に興味を持った、実験台として使いたいし、なんなら仲間に引き入れたい?
(なにふざけたこト…)
(散兵は渡さないから💢!)
(そうだ、私の実験体がいなくなるだろう、)
(うるさい二人、てか、ドットーレのそれは、かわりいるだろ…)
(おまえより頑丈、もしくはおまえと同じなんていないからな、まだ)
(つまりいたら簡単に捨てると?)
(いや、実験体が二人になるだけだ、私としては嬉しいな⭐)
(…、嫌い…)
とりあえず、僕を守るらしい、嫌な奴らに守られるのは嫌なため、拒否して部屋の鍵を閉める、
(はぁ、疲れた、)
(スカラマシュ、開けて)
(ん、誰、)
(公子だ、開けて?)
(…、なら、パスワード言って)
(そんなの入れてた?)
(……うん、入れてた、忘れないって言っていたし、偽者?)
(いや、わかる、)
(へぇ、そ~なんだ~、あるはずないパスワードわかるんだすご~い)
(エ,ハ!?騙したな!)
(うん、おまえも騙したろ)
(いや、俺は本当に公子だ、さっきはノリに乗っただけで、)
(あ、そういえば昨日、実験受けたよね、大丈夫?)
(え、実験受けてないだろ、)
(受けたよ、それにパスワードないし、公子は僕をスカラマシュとは呼ばない…)
(……)
(誰?)
ドアがガチャガチャとなり続けるなか、偽者は言う、
(開けなさい、本当は淑女よ、冗談でやってただけ、作戦会議もある、早く来なさい、)
(そっか、なら来る )
(……遅いわよ、遅刻する、さっさとしなさい、ドットーレにベナルティ受けさせられるわよ…)
(……)
(て、キャ!?)
(やっぱドアノブ触ってたんだね、しばらくその手使えないと思うよ、)
(あんた、電気流して…)
(ふん、)
僕は強くドアを蹴りあげる、そうすると…
(いったいわね、何すんのよ、)
(…淑女、何のよう?)
(資料よ、昨日頼んでたでしょ、)
(うん、あと、逃げ出す人影見えなかった?)
(なんで?)
(いや、君の偽者がいなくなってて、)
あいつ、逃げ出したか、
(良いや、それよりカフェ行かない?怪我させたのは悪いと思っているから、おごるよ、)
(あら、あんたが偽者じゃないわよね、)
(魔女がなに言ってる、気分でおごってやると言ったんだ、口だすならおごらないよ? )
(早く行きましょ、資料のわからないことも話したいわ、)
(わかった…)
てな感じで1日が終わった、敵が攻め混んでいたけど、何とかなった、
(昨日は大変よね、侵入から攻め混みから、)
(本当だよ、まったく、暇じゃないって言うのに、)
そんなことを言いつつ、嫌な予感も感じた、だが無視した……
この時の僕は知らなかった、これから何が起きるのか、あんなことが起きるなんて、知らなかった……こんなことになるなんて、