それからのこと
明らかに館さんの様子がおかしい
俺を避けてる?のかな…
でも館さんと話す機会がが極端に減った
何かを隠してる
俺のことが心配なのかな…
俺はもう大丈夫なのに
でも前言いかけたこと気になるんだよなぁ
岩「阿部?どうしたの?」
阿「ん?あぁ照、なんか館さんの様子が変んなんだよねぇ」
岩「宮ちゃん?」
阿「うん、なんか隠してるみたいな」
岩「ふーん…」
岩「じゃあ俺宮ちゃんに聞いてみるよ」
阿「うん!ありがとう!」
岩「いえいえ笑んじゃあおれ次雑誌の撮影だから」
そう言って照は俺に背を向け歩いていってしまった
やっぱこういう時頼りになるのは
照なんだよねぇ
さて!俺も次移動だし行かなきゃ!
そう思って廊下へ出る
すると
金属で頭を殴ったような鈍い音が聞こえた
周りに人は居ない
その音がした方向へ行くとある部屋に辿り着いた
今はもう使われていない物置部屋だ
部屋の中は明かりがついており、ドアが少しだけ空いている
人が倒れていたりしたら危ないし
少し覗くくらいなら大丈夫だよね…?
そう少し空いたドアの隙間から部屋の中を見る