⚜「ん〜、重い…()」
ドサ、
🌷「あ、落としましたよ‥」
⚜「え、あ、ありごとうございますって先輩!」
🌷「わあ、後輩ちゃん!」
⚜「拾ってくれてありがとうございます!」
🌷「いえ、よかったら運ぶの手伝いますよ。」
⚜「え、でも…迷惑じゃ」
🌷「僕が言い出したので迷惑ではありません、じゃあ、言い方を変えます、手伝わせてください!」
⚜「っ…お願いします!//」
3・2・1で盗まれた
私の恋心
⚜「勝手に盗んだ貴方は、、恋泥棒だ。」
貴方を探して3秒
聞き慣れた笑い声に振り向いて
貴方を見つけて2秒
誰にも見えない口元がにやけて
貴方と目が合う1秒
その瞬間に
⚜「やられた、もう抜け出せないや。」
⚜「恋の始まりの合図、この胸の高鳴りはもう、止められないよ」
3・2・1で盗まれた
私の恋心
⚜「勝手に盗んだんだから、捨てずに貴方が持っててね。」
3・2・1で捕まえる
⚜「窃盗容疑の貴方を私と貴方の、恋のかけ引き。」
⚜「私と貴方の、恋の始まり。」
⚜「どうせ貴方はきっと、私の気持ちには気づいてるんでしょ?」
⚜「それなのに貴方はずっと知らないふりして私と話すんだ。」
⚜「もういっそ貴方にちゃんと、伝えてみようかな。」
⚜「、なんて できるわけないのにね。」
遠くにいてもわかる
貴方の歩き方さえ、
愛おしくて
3・2・1で盗んでよ
⚜「私の全部を 淡い期待だけ残して行かないで。」
3・2・1で捕まえるの
⚜「そこから動いちゃだめだよ。、私と貴方の、恋を続かせてよ。」
⚜「あ、先輩」
🌷「なあに?」
⚜「あのこれってどこに持っていくんですか?」
🌷「ああ、ややこしいので僕もついていきますね、」
⚜「へ…?」
2人きりの放課後
うるさくなる心臓が
私の言葉を詰まらせて
何も言えなくて
大きく息を吸って
⚜「あのね、私、先輩のことが…」
ってそのとき貴方が口を開いた。
🌷「ちょっと待って、僕から言わせて。」
3・2・1で盗まれた
⚜「私の恋心勝手に盗んだんだから、そのままずっと離さないで。」
3・2・1で結ばれたんだ
🌷「このまま永遠に、終わらない、終われないそんな恋にしよう。」
私と貴方の、
恋物語。
コメント
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おぉ〜合ってる!話と(゚д゚)