テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
今回は記号多めです!!記号の付け方とかよく分かってないのでおかしいかもです!
※ご本人様とは無関係です
※解釈違い・苦手な方は自衛お願いします🙇
ドアが閉まる音が,小さく響いた。
廊下の向こうから,まだ人の気配がする。
誰かが通れば,すぐにでもバレる距離。
それなのに——
🐉「……なんで入ってきたの?」
振り返らないまま,低く言う。
分かってるから。
わざわざ確認する必要なんてないのに。
🔝「お前がいたから」
即答だった。
迷いもなくて,少しもブレない声。
🐉「意味わかんないんだけど」
🔝「分かってるくせに」
足音が近づく。
ゆっくり。
逃げ道を一つずつ塞ぐみたいに。
🐉「……来んなって言ってるでしょ」
🔝「聞くと思う?」
軽く返される。
その一言で——
距離が一気に縮まる。
🐉「……っ、近い!」
背中越しに伝わる体温。
振り向かなくても分かるくらい,すぐそこにいる。
🔝「バレたらまずい?」
耳元で落ちる声。
低くて,近すぎて,逃げ場がない。
🐉「当たり前でしょ……!」
🔝「じゃあ静かにしろよ」
その言い方に,一瞬思考が止まる。
🐉「……は?」
意味を理解するより先に——
距離がゼロになる。
🐉「……っ、ちょ……!」
言葉が途中で切れる。
呼吸が,一気に乱れる。
🔝「ほら」
低く囁かれる。
🔝「もう声出てる」
🐉「……出てない!」
強がるけど,声はかすれてる。
🔝「嘘つけって」
小さく笑う気配。
それが余計に腹立つ。
🐉「ほんとやめてよ……!」
🔝「無理」
即答。
一瞬の迷いもない。
そのまま——
さらに距離が詰まる。
逃げ場なんて,最初からなかったみたいに。
🐉「……っ、誰か来るってば!」
🔝「来ねえよ」
🐉「来る!!」
🔝「じゃあ余計静かにしろ」
完全に分かってて言ってる。
🐉「……ほんと最悪……!」
🔝「知ってる」
同じ返し。
でも,どこか楽しんでるみたいで——余計に悔しい。
🔝「なあ」
🐉「……なに」
🔝「今,どんな気分?」
試すみたいな声。
🐉「……最悪に決まってるでしょ」
🔝「顔,嘘つけてねえけど?」
指摘されて,言葉が詰まる。
🔝「ほら」
さらに近づく気配。
🐉「……っ」
🔝「余裕ないじゃん」
🐉「……うるさい!」
息がかかる距離。
それだけで,頭がうまく回らない。
🔝「そんな声で言われてもな」
少しだけ笑う。
🐉「……っ、ほんと……!」
言葉が続かない。
🔝「なに?」
🐉「……やめろって言ってるの……!」
🔝「やめねえって」
即答。
逃げ道を全部潰すみたいに。
🔝「バレたら困るんだろ?」
🐉「……当たり前……!」
🔝「じゃあ——」
一瞬,間が空く。
その沈黙がやけに長くて。
🔝「ちゃんと我慢しろよ?」
その一言で,空気が変わる。
🐉「……は!?ちょ、待っ——」
言い切る前に——
距離がさらに深くなる。
🐉「……っ、ちょ……!!」
反射的に声が出る。
慌てて押し殺す。
外に聞こえないように。
🔝「ほら」
低く笑う気配。
🔝「無理じゃん?」
🐉「……っ、うるさい……!」
🔝「静かにしろって言ったのに」
完全に楽しんでる。
🐉「……っ、ほんと……!」
呼吸が乱れる。
抑えようとしても,うまくいかない。
🔝「なあ」
🐉「……なに……」
🔝「ちゃんと我慢しろよ?」
さっきと同じ言葉。
でも今度は——
少しだけ優しい。
🐉「……無理……」
小さく漏れる。
🔝は一瞬だけ動きを止めて——
すぐに,低く息を吐く。
🔝「……だろうな」
さっきより,少しだけ柔らかい声。
🐉「……っ、ほんと最悪……」
🔝「でも逃げねえじゃん」
その一言で,何も言えなくなる。
🐉「……逃げられないだけ……」
やっと絞り出す。
🔝は少しだけ黙って——
🔝「それでもいい」
低く,静かに言う。
🐉「……は?」
🔝「逃げねえなら,ちゃんと捕まえとく」
強引なのに,どこか優しい。
その矛盾に,思考が追いつかない。
🐉「……ほんと意味わかんない……!」
🔝「分かんなくていいって」
そのまま——
さらに距離が縮まる。
呼吸が重なる。
逃げ場は,もうどこにもない。
🔝「ほら」
耳元で,優しく落ちる声。
🔝「ちゃんと我慢しろよ」
🐉「……っ、無理……!」
🔝「知ってる」
小さく笑う。
でも,さっきみたいな意地悪さじゃない。
🔝「だから,ちゃんと見ててやる」
その一言で——
余計に,逃げられなくなる。
🐉「……っ、ほんと……」
🔝「なに?」
🐉「……ずるい……」
やっと出た本音。
🔝は少しだけ黙って——
🔝「今さらだろ」
静かに返す。
そのまま——
逃げ場のない距離の中で,
ただ,崩れていくしかなかった。
作品タイトルどんなのにすればいいか分からない……😭😭