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毎日、起きて、食べて、学校行って、食べて、学校帰って、食べて、寝ての繰り返し。
まだ13年目だけど、とてもこの人生がつまらなかった。それに今年から中学だから、もっと面倒くさくなったし、つまらなくなった。
自分の生きる理由は、もっと楽しいこと、衝撃的なことをすること、来ることだったが、一向にそれがない。「大人になれば来るよ」という人が大勢だろうが、待てない。たったの7年間。もう死のうかな、こんな毎日が7年間も続くぐらいなら、と思っていた今日この頃。
自分にとって、学校で大きな出来事が起こった。
「おいおい、さすがに冗談きついんだけど、、、」
ふと自分の机のなかに手を入れると、葉っぱやら、泥が乾いた固い土やら、大量の砂などが入っている。さすがに動物の恩返しでもこんなことはしないと思う。
イジメだ
今思い返してみれば、下駄箱も妙に汚れていた。誰がこんなことを、記憶を辿っても全く思いつかない。だって、このクラスになってからまだ7ヶ月ぐらいしか経ってないんだぞ?
俺は確かに誰とでも喋れる方だが、そんなクラスの1全員と喋った記憶はない。特別何かをした記憶もないのだ。でも、 考えても犯人は分からないし、今は一旦考えるのをやめて、リュックを置いてこようとロッカーに行ったが、奥の方にも砂がバラ撒かれていて教科書などが少し汚れていた。
「よ、おはようおそ松」
ロッカーの前で立ち尽くしていた俺を見て、一学期に席が近く、気があって仲良くなれたチョロ松が話してきた。俺は慌てて気づかれないようにリュックをロッカーにしまう。
「ん、チョロ松はよ」
「1時間目から算s数学なんてついてないよなー」
「お前算数って言っただろ、ここは中学ですよ?」
「そうだぞ?」
間違えたチョロ松をおちょくろうとするが逆に自分がバカみたいになる。こうゆうところ悪い意味で尊敬する。
「、おそ松なんかあった?変な顔してるけど」
「はぁ!なんもねーよ」
感ずかれた!?びっくりして声が大きくなってしまった。これじゃあ余計怪しまれてしまうだろうか。
「、、、ふーん」
そう言ってチョロ松はガヤガヤとうるさい廊下の方に顔を向けた。
チョロ松は不思議なやつだ。 まさに陰と陽の境目って感じ? 感情の移り変わりが激しい。
どんなことにもなびかされないような、感情がないようなそんな顔と、俺とか、仲がいいヤツらとは冗談を言い合ったり、じゃれ合ったりしている顔が2つあってあって、それを俺は二重人格と勝手に呼んでいるのだが、それが 俺とはまた別の所にいるいるようなそんな感じがする人物だった。
俺がいなくなったら、こいつは泣いてくれるかなぁ、ってやっぱり、さっきのことがあったので変なことを考えてしまう。刺激を求めていたのはそうだが、少し強すぎたようだ。
でも、チョロ松と喋って少し気分が落ち着いたような気がする。
「やっぱ持つべきものは友達だな!」
「急になんだよ、ビビるからやめろよぉ、お前はただでさえ声うるさいし、能天気だし、人気者だし、、、」
「ちょ、チョロ松さーん?なぜこの流れで罵倒が来るのでしょうか?フルコンボなんですが、」
「知らないよ」
やっぱこいつロボットだ
一応昨日はひとりでロッカーや机の中を綺麗にしたのだが、
「、だよねー分かってたけど」
案の定また汚れていた。マジで俺、なんかしたっけ。全然思いつかないんだけど、
「おい、おそ松。朝からお前の顔変だぞ、やっぱなんかあっただろ」
「、、、まぁ牛乳飲みすぎただけ」
「くだらなッ」
なんでこいつは察しがいいんだよ。俺の顔面ってそんなわかりやすいかな。
こうゆうイジメってどうやって対処すればいいのだろうか、大人に相談するとか、友達に相談するとか、そうゆうやつだろうが、絶対に、自分には出来るものではなかった。まず、信じてもらえるのだろうか、という疑問から普通始まるだろう。それとなんて言うのだろうか、キャラ?俺って痛いかもしれないけど自分で明るいのがわかるんだよね。小学生の時はよく授業中先生を困らせていた。そんな俺が相談なんて出来るわけないだろうが。それn「おそ松」
「っあぁ、なんだ?」
「柄にもなく何悩んでんの?」
「腹いてーなーって」
「嘘つけ、顔から違うよ」
ッこいつマジでなんなの?
「お前には関係ないって」
「友達だろ?相談してくれよ」
「関係ないって言ってんだろ」
「でも「うるさいっつてっんだろ?!、お前に何がわかんの?」
「、、、」
「こうゆうのあんま足突っ込まない方がいいからね、ウザイだけだから」
そして俺はどうせ戻ってくるくせに、チョロ松を置いて教室を出ていった。
その日はもうチョロ松とは話さなかった。
日をまたぐごとにいじめは酷くなって、チョロ松との関係も浅くなった。
1人でも見てくれる人がいたら続けるね!