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桃赤
ドールバース
赤過去表現少有
※ご本人様とは関係ございません
【ドール】
プレイと結ばれると身体が崩れ落ちてしまう
ドールはプレイが小さい時に遊んで、
おもちゃ箱にしまい、プレイが
大人になったときに生まれる元・人形である
プレイによってドールを直すことができるが
元々の人形の姿に戻ってしまう
ドールはプレイの事が大好きで
「あの人なら崩れ落ちても直してくれるはず」
「愛する人に束縛されたい」と思う事が多い
【プレイ】
ドールと結ばれるとドールの身体を
崩れ落ちさせてしまう
昔ドールと遊んだ記憶や自分が付けた
ドールの名前も覚えていなかったりする
そのため、初対面のような態度をすることが
多い。段々と記憶が戻ってくるとドールの身体を
崩れ落ちさせる能力がつよくなる
ドールの崩れ落ちた身体を直すことができるのは
プレイだけ
桃 ドール
赤 プレイ
~start~
桃side
赤「ねぇねさとちゃッ
さとちゃんほんとは俺のドールでしょ?」
メンバーみんなとの打ち上げも終わり
すっかり暗くなった夜道を
莉犬と2人肩を並べ歩いているとき突然言われた
桃「え…」
突然の莉犬の言葉に驚く
莉犬が気付いてたなんて
赤「ほんとはねッ何となく気づいてたんだ~//
だってさとちゃん俺の事何でも知ってるし
俺の事大好きすぎるんだもんッ」
んへへッなんて言って相当酔っているのか
頬を赤く染め微笑みながら
俺の方に近付いてくる
そして俺に抱きつきながら
赤「でもね、一番は俺が小さい時の
初めてのプレゼント。ずっと一緒に居て
辛かった俺の唯一の心の支えだった
ピンクのねこのぬいぐるみ…
さとみくんと匂いと雰囲気が
一緒なんだもんッポロポロ」
そう言い泣きながら俺の胸板に
頭を擦り付けてくるから
頭を撫でてあげると
さっきよりも強い力で抱き締め
頭を擦り付けてくる
それがかわいくて、嬉しくて
俺と一緒の気持ちでいてくれてるのかな
なんて
桃「りいぬッ…思い出してくれて嬉しいッ//
大好きだよ。愛してるポロポロ」
俺はりいぬなら絶対
思い出してくれるって思ってた
だって
赤「お母さんありがとう!絶対大切にするね!」
俺はりいぬの3歳の誕生日プレゼントだった
りいぬは俺に“さとみくん”と名付けた
その日からりいぬは俺を片手に抱え
どこに行くにも一緒だった
りいぬの膝にのり一緒にご飯も食べたし
2人同じ毛布でりいぬの腕の中で寝たりもした
もともとりいぬの家庭環境は
あまり良いとは言えず、
1人になることが多かったりいぬは
「さとみくんと一緒なら何があっても
怖くないよ!ずっと一緒にいようね」
とよく言ってくれ
りいぬには俺しかいなかったし
俺にもりいぬしかいない
いや、いなかった
莉犬が大きくなり小学校高学年
になったころには学校で友達も沢山でき
俺と遊ぶ機会は徐々に減り
俺はおもちゃ箱にしまわれ
いつしか莉犬の記憶からも消えていった
それでも莉犬の事が大好きだった俺は
人間になり
大人になった莉犬に会いに行き
友達になり同じグループに入った
当然ながら莉犬は俺の事を覚えていなくて
初対面のような態度で悲しくなったが
いつか莉犬が思い出してくれることを信じて
生きてきた
だってこんなにも共に時間を過ごしたから
俺は莉犬のドールだから莉犬と結ばれたら
身体が崩れ落ちてしまう
でもそんなことどうでもいいくらいに
莉犬よことが好きなんだ
ずっと好きで愛してるから
莉犬と結ばれるのであれば崩れたとしてもいい
たとえ崩れたとしても莉犬なら
絶対俺を直してくれる
そう信じてるから莉犬が思い出してくれて
後悔なんてない
赤「俺も大好きッ愛してるポロポロ」
そうして流れるようにラブホに入り
莉犬ともう一度愛を確かめ合う
互いの温もりを直で感じ
また愛おしさが溢れる
もうこうやって愛を確かめ会う
ことはできないなんて思えば
この時間が一生終わってほしくないなんて
願ってしまうのは許して欲しい
この時間が一生終わってほしくない
という気持ちを込め
莉犬に口付けをすると
ほんのり頬を赤らめ
莉犬からも口付けをしてきた
莉犬もこれで最後だと分かってたからか
悲しい顔をし泣きながら
でも嬉しそうに、愛おしそうに
俺の事を見つめ何度も求めてきた
俺が莉犬の中に愛を流すと
最後に愛してると言い合い莉犬は目を閉じた
俺も自分が崩れ落ちてきているのがわかり
莉犬に抱きつき
最後にもう一度愛してると囁きキスをし
人間としての人生を終えた
赤side
朝、目が覚めると昨夜さとちゃんと
愛を確かめ合った場所
隣を見たら誰もいないし何もない
本当にさとみくんが崩れ落ちてしまったと
現実を突きつけられているようで
自然と涙が頬を伝う
本当はずっとさとちゃんがさとみくんだって
気づいてた
でもそれをさとちゃんに伝えてしまったら
彼の身体が崩れ落ちてしまうことを
知っていたから
言いたくなんてなかった
でもどうしてもさとみくんへの好きが
溢れてしまって
彼と結ばれることを望んでしまった
さとみくんは小さい頃俺にとって大好きで
何よりも大切な存在だった
でもある時から一緒に遊ぶ事がなくなり
さとみくんの事を忘れてしまっていた
そして大人になりさとちゃんに出会った
さとちゃんは俺の事何でも知ってるし
恋人くらいに距離が近く
俺が何をしても褒めてくれた
初めて会ったはずなのにどこか匂いや雰囲気に
懐かしさを感じて
昔の事を思い出していたら
3歳の誕生日に貰ったピンク色の
ねこのぬいぐるみ
さとみくんの事を思い出した
それからはさとちゃんがさとみくんにしか
見えなくて
俺はだんだんさとみくんとの思い出も
鮮明になっていき
さとみくんへの好きも溢れ
勢いに任せて伝えてしまった
でも後悔はしてない
さとみくんと改めて愛を伝えい
愛を確かめることができたから
さとみくん
俺絶対さとみくんを直して見せるから
さとみくんを直すことが出来たら
今度こそ絶対にさとみくんを1人にしない
ずっと一緒にいるって誓うよ
愛してるよさとみくん
「ずっと一緒」
~end~
最後まで読んでくださり
ありがとうございますm(__)m
今回はドールバースの世界線でした!
なんか桃赤っておしゃれですよね
何て言うんですかね、2人の雰囲気というか
2人の関係性というかとりあえず
なんかおしゃれですよねw
前と少し書き方を変えたので
もし前の方が良いとか前の方も見たい
と言う方がいましたら
気軽にコメントください!
コメント頂いたら前のも投稿します!
誤字脱字があったらすみません…
これからもバース系を中心にストーリー
あげていけたらなと思うので
よろしくお願いいたしますm(__)m