TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

SMAP 歌詞小説

一覧ページ

「SMAP 歌詞小説」のメインビジュアル

SMAP 歌詞小説

2 - 君の隣にいたいのさーA Song For Your Loveー つとぷ編

♥

150

2022年02月21日

シェアするシェアする
報告する

君の隣にいたいのさ ーA Song For Your Loveー


ー注意ーキャラ崩壊してるかもです。

みんな大好き、つとぷのちょっとだけイチャ絡みですね、はい。

また、つとぷの尊すぎる絡みを同じ画面で見られますように。

ちなみに、最後に歌詞をフルで載せてますヨ


ー中居サイドー


この日は、朝からスマスマコントの収録や、VTR撮影、スマスマスタジオ収録などたくさんの仕事が入っていて、スケジュールが立て込んでいた。

木村は、しっかりしている。

SMAPのエースだからか、弱さを見せない。

そんな影の努力家でしっかり者だからか、今日、木村が収録に二時間程遅れてきたことにとても驚いた。


「なんか、立て込んでるみたいだけど、なんかあった?」


スタッフさんたちが集まり、何やらバタバタしていて、一向に収録が始まる様子がなかった為、俺は気になり、マネージャーに事情を尋ねると、予想もしなかった答えが返ってきた。


「いや…、詳しいことはわかんないっすけど、木村さんが来ないとかなんとかだそうで…。」

「ん?木村が…?」

「あ、はい…。詳しいことはわかんないんで、ちょっと聞いてきますね。」


あいつ、何かあったのかな?

急ぎ、木村の電話番号を調べ、電話をかけてみるが、全くつながらない…。

ただの寝坊か?

それとも、忘れているだけか?

普段、何があっても遅刻だけはしない木村が、遅れていたため、俺自身、驚きを隠せなかった。

まさか…、事故に巻き込まれたから、電話に出ることができなかったのかもしれない。

無性に心配になり、テレビ局の駐車場に向かう。

少しそこで待ってみるが…、木村が現れる気配は無い。

あいつ…、大丈夫かな…。

また電話をかけるが、やはり出ない…。

しばらくしてまた自分の楽屋に戻る。

楽屋にいても、何もすることがないため、コントを収録するスタジオに行き、マネージャーに持ってきてもらった本を読み始めるが、集中できない。

気づくと、同じ文章をひたすら目で追っているという現象が起こっていた。

あー、まじで、どっかで事故ってんじゃないかなー。

あの木村が車で事故を起こすなんて想像もつかないが。時計を見てみると、もうすでに三時間も経過していた。

後、一時間でスマスマのスタジオ収録が始まるが、大丈夫だろうか。

心配になり、また電話するが、やはり木村はでない…。

楽屋ですることもなくなったため、スマスマのスタジオの前室に行き、テレビで野球観戦する。

しばらくすると…。


「お疲れ様~。」


吾郎が前室に来た。


「おお。」


吾郎はソファーにすわり、静かに読書している。

そういえば、最近、本の仕事が多いとか言ってたな…。

頼りなく見えるけど、メンバーの中では一番話しやすいというか…。

なんていうんだろ、なんか、話を聞いてもらってるだけなのに、なぜか安心するというか、落ち着くというか…。


「吾郎…、なんか木村から連絡とかなかった?」


確か、吾郎と木村は結構仲が良かったはず。


「んー?木村くんから連絡?来てなかったと思うけど、どうしたの?」

「いや…、朝、コントの収録があったんだけど、木村が来なくて…。」

「え、木村くんが…?連絡してみようか?」

「いや、さっきから連絡してるけど電源切れてるっぽい。」

「心配だね。」

「ああ。」


本当に大丈夫かな…。


「お疲れ様ー。」

「お疲れ~。」


木村を除いたメンバーが前室に集合する。


「やっぱり何かあったんじゃない?」


しばらくして、不安になり始めた吾郎がそう口に出した。

「でも、木村くんがこんなに遅刻するなんて珍しいよね。慎吾ならあり得るけど。」

「なんだよー、それー。つよぽんだって遅刻するじゃん。」

「慎吾ほどじゃないよー。」


そうやって、慎吾と剛が仲良く言い争いをしているのを見ていたら。


「ごめん、遅くなった。」


汗だくだく状態の木村が前室に飛び込んできた。


「あ!!」


慎吾と剛が驚く。吾郎は安堵したような柔らかい表情を見せていた。

よかった…、無事そうで。

ふぅ。


「遅れてごめん…。あと、中居、今日の朝のコント、行けなくてごめん。」

「お…おぅ。」


事故じゃなくてよかった。

無事でよかった。

そんな簡単な言葉がでてこない…。


「木村くん、大丈夫?汗、すんごいけど。中居くん、ずっと心配してたよ。事故じゃないかって。ずっと落ち着きがなかったし、何回もスタッフさんに聞いてたし。」

「あ、吾郎、お前っ…、言うなって。っていうか、心配なんかしてねーし。」


吾郎…、余計な事いいやがって…。でも。でもなぜかうれしい。


「よし、撮影始めるぞ。」


木村は、申し訳なさそうな顔でスタッフさんたちに謝っていた。


「お疲れさまでした!明日もまたよろしくお願いします。」


プロデューサーさんの説明が終了後、木村に遅刻の理由を聞こうとしたが、木村はもう帰ったようだ。

収録中、なんか、から元気というか、上の空というか、いつもより暗かった木村の表情が気になった。


「木村くん、大丈夫かな…。」

「ね。なんか大変そうだったけど、なんかあったのかな?」


そんな年下の三人の会話が聞こえてきて、俺はとっさにスタジオを駆け出した。


「あれ?中居くん?」

「どこいくんだろ?」


慎吾たちの言葉を後に、テレビ局を飛び出した。車のハンドルを握り、アクセルを思い切り踏む。向かった先は…。




ー木村サイドー


「寒…。」


吐き出した息は白く、手がかじかんでいる。

はぁ。

俺、何やってんだろ。

仕事の予定をすっかり忘れていた俺は、朝からあったコントの撮影に遅れてしまい、自分のせいで予定が延期となってしまった。

中居にすごい迷惑をかけてしまったし、中居だけでなく吾郎や剛、慎吾、そしてたくさんのスタッフの方にまで迷惑をかけてしまった。

はぁ。

湖に浮かぶ小さな月を眺める。


「うわっ!びびった…。あ、中居…。」


急に首元に温かいものがふれ、驚き振り向くと中居がいた。


「ん。これ。」


そういって、差し出された甘酒の缶。え、甘酒…?

ここで甘酒かよ?

普通、こういうシチュエーションではココアとかコンポタでで恋人同士で甘~い雰囲気になるんじゃねーの?

でも、甘酒ってとこが中居らしくて、思わず吹き出してしまった。


「ふふっ。」

「え、なんだよ…?せっかく人が心配してあげてんのになにその反応!?」

「え、心配してくれてんの?」

「ん?あ、ち、ちがっ、違うにきまってんだろ?心配はしてねーし。別に。うん。」


なんだよ、その反応…。

ちょっと反則すぎんだろ、その照れた顔…。


「つーか、中居、なんでここに…?」

「いや…、なんか、なんか歩いてたら、木村がいたから…。」


いや、ぜってー嘘だろ。こんな夜の遅い時間帯に偶然代々木公園を歩いてて俺がいたとかぜってー嘘じゃん。

そう思ったが、中居を無性にからかいたくなったから、少し泳がせてみる。


「ふ~ん。収録が終わったらすぐに自分の家に引きこもって、なかなか外に出ないまーくんがこんな夜遅くに、しかも寒いのが苦手なのにこんな冬の気温が寒い夜に代々木公園で歩いてたとはね~。驚きですね~。」

「いやっ…、たまたまだって!!っていうか、外でその呼び方…やめろよー。」


二人でいるときしか呼ばないあだ名で呼んでみると、中居は照れながらも周りに人がいないか確認しながら焦っていた。

やべ…。

やっぱ、可愛いわ、コイツ…。


「本当に偶然か~?」

「うん!まじでたまたま通りかかっただけだから。」

「嘘だな。」

「え?なんでだよー。」

「いや、お前が嘘つくときは顔に出るからな。」

「え、まじで?」

「おう。昔からそうだし。」

「まじかー。」


あ、やっぱ可愛いわ。


「いや、なんか、木村、落ち込んでそうだったから。大丈夫かなーって。」

「んで、なんでこの場所が分かったの?」

「いや、昔から木村、落ち込んだ時とか失敗したときにここに来てたから、もしかしたら!と思って。」

「ふ~ん。」

「あ、そうだ!」

「どした?」


急に中居が立ち上がり、俺に中居が羽織っていたコートをかけ、自分の首に巻いていたマフラーも俺に巻き付けた。


「え?」

「いや、寒いだろーなと思って。」

「いやいや、お前の方が寒がりだし、冬苦手じゃん。」


俺が急いで中居にコートを着させようとするが、中居に止められた。


「俺はだいじょーぶだから。」

「いやいや、どうみても大丈夫そうには見えねーけど?」

「いや、俺はだいじょーっふぇっくしょん!」

「ほら!!くしゃみしてんじゃん!風邪ひくぞ?」

「いや、俺は風邪ひいてもだいじょーぶだけど、木村はSMAPのエースだから風邪ひいてもらっちゃ困る!」

「いやいや、お前、SMAPのリーダーじゃん。一番大切なポジションじゃん。」

「いや、馬鹿は風邪ひかねーって昔から言うじゃん?だから大丈夫!!」


なんか、めっちゃドヤ顔でそれ言われても…。寒そうに震えながらも大丈夫だと言い張る中居があまりにも見ていられなかったから。


「中居が着ないのなら、俺も着ないけど?」


そういうと、とにかく慌てる中居。


「いやっ…、木村に風邪ひかれたら、俺が一番困るから!!」

「え?」

「あっ…、いやっ…えーと…、と、とりあえず、着とけ。」

「え、なんで中居が一番困るわけ?」

「え、、いやっ、えー?」

「なんだよ?チョー気になる。」

「なんでもねーし。」

「言えよ~。昔っからの長い付き合いだろ~?」

「なんでもねーっていってるじゃん。」

「あ、また嘘ついた顔してる。中居は嘘がごまかせないってさっき言ったじゃん。」

「まじかよ?なんで顔に出るんだろ。」

「とにかく、なんでお前が一番困んの」

「あ、え、え、ええっと、なんつーの?なんか、木村が風邪ひくと…なんか、寂しい…じゃん?」

「ごほっ、ごほっ、ごほっ」

「だ、大丈夫か!?」


中居から予想外すぎる答えが返ってきて、思わずむせてしまった。

寂しいって…。

いやいや、反則だろ…。

寒いはずなのに、顔が熱くなる。


「お前っ…」

「何だよ…?」

「いや…、そんな青臭い事言うなって…」


やっべ…。テレビでは、普段、素直じゃないけど、プライベートになると、急に甘くなるというか…、そのギャップが可愛すぎんだよな。


「でも、寒いから中居が着ろって。」

「え、いや、まじで大丈夫。」

「え、中居に風邪ひかせたってなったら、俺がプロデューサーから怒られっから。」

「あ…。そうか。」


少し考えこむ中居。


「あっ!いいこと思いついた!!」


そして急に笑顔になる中居。


「え、まじで…?」

「うん、これなら、お互いあったかいじゃん。」

「…。」


いやいやいや、これ…、これはさすがに…。

そう、中居は急にマフラーを俺の首と自分の首に巻き付けたのだ。

いやいやいや…。


「おー、やっぱ、あったかいなー!この方法思いついた俺、やっぱ天才?」


そうおどけて、ドヤ顔でいる中居。


「いや…、俺ら、カップルかよ!?」


遠くから見れば、完全にカップル状態の俺たち。

しかも、こういうのって、学生とか、若いカップルが「寒いね~。」「じゃあ、マフラー。」「きゃー」とか、するもんだろ?

それを…40も過ぎた大のおっさん二人が仲良く深夜の公園でくっついてるとかやばいって。

なのに、どこか嬉しそうにする中居の顔が可愛すぎて、たまにはこういうのも悪くはないかなーと。


「……。」

「……。」


しばらく経つと、話題もつきてくる。ちらっと横を見ると、中居がじっと見つめていて、目が合うと、中居はすぐ目をそらした。


「どうした?」

「いや…、なんつーか、かっこいいーなって思いまして…。」

「へ?」

「やっ、やっぱ、何でもない!」


そういうと、中居は膝に顔をうずめた。

俺は、中居をからかいたくなり、


「まーくん、照れてますか~?」


と聞く。


「え、やっ、ちげーし。っていうか、、、その呼び方…。」


誰かに聞かれたらと、焦って周りをきょろきょろと見渡す中居。

そんな中居が可愛くて、愛おしくて、そんな中居の笑顔をずっと守りたい、そう思った。


『冷たくて

泣きそうになる眠れない夜も

忘れたい時にもいつでもそばにいて

あたためてくれるきみのぬくもりに歌おう』 (A Song For Your Love -SMAP-)


画像

↑っっっっっっっっっっっっっっ(声にならない絶叫)


ぐはっ。やばい。全国のつとぷファン、死亡案件ですわ。

いや~、つとぷの背中合わせとかやばすぎますて。

しかも、、、中居くん、目線が木村くんの方いってない?

いやややや、これはやばし。

つとぷファンやらせてもらってる筆者、感動ですわ。



画像

↑ふぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ

いぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ

つぅぅぅとぉぉぉぷぅぅぅがぁぁぁ、見つめ……いぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ

(訳:つとぷが見つめあってる!?神…。やばい…これだけでご飯100

いけるわ。しかも後ろから光さしてるし…。

いやいや、反則過ぎて死にそう…。

しかも、中居くん!?木村くんのどこ触ってんの!?

距離近いって…、やばい、これは尊すぎてやばい。

保存!スクショ!やばいわぁぁぁ、神々しすぎてやばい…

これが…SMAPの生み出した2-topの輝き…ぐはっ)


ーあとがきー

はいっ、どうでしたか??

やばい、つとぷがやばいっ!!後半の方、めちゃめちゃキャラ崩壊してたかもです( ・´ー・`)

中居くんが甘々すぎて、木村くんがSすぎて、やばいっすね。

特に中居くんとか、普段、絶対こんな事言わないじゃん!ってくらいキャラ崩壊してますね、はい。

プライベートでは会うことがないと言っていたSMAPですが、どうか、プライベートでもわちゃわちゃしててほしい!

とくに、つとぷのプライベートがこんな感じであってほしい!!

という筆者の願望があふれ出ている物語になったと思います。

中居くんと木村くんの甘々な所が見た過ぎて、A Song For Your Love ならピッタリじゃん!

あと、A Song For Your Love での大目玉、つとぷパートの必殺、背中合わせから、この物語を書こう!ってなりましたね。

A Song For Your Love では、パリピアパートもいいけど、やっぱ、つとぷからの背中合わせからの、交互に歌うのは、反則過ぎる!!

ファンを殺す気ですか??ってくらいやばいっすよね~。

読んでくださり、ありがとうございました!!



『A Song For Your Love 』


心から 大事なものなくしたような

淋しいときにもあらわれる虹を探しに行こう

そっと涙を拭いて

笑顔分けてくれる

きみの優しさに歌おう


世界中に 傷つかない夢など

この地球の上に

それは きっと 何処にもないから


降る雨と風の向こうに

あらわれる虹を探しに行こうよいつの日も太陽みたいに

かわらずにきみを見つめてる


冷たくて 泣きそうになる

眠れない夜も 忘れたい時にも

いつでもそばにいて

あたためてくれるきみのぬくもりに歌おう

世界中の哀しみの中で飾らない思いは

いつか きっと 分かち合えるから


降る雨と風に打たれて

倒れない花を見つけに行こうよいつまでも太陽みたいに

かわらずにきみを照らしてる

たちこめる雲の切れ間に あの日見た虹を探しに行こうよ

いつの日も太陽みたいに かわらずにきみを見つめてる

降り続く雨の向こうに あらわれる虹を探しに行こうよ

いつまでもきみと一緒に どこまでも歩き続けよう

ーSMAPー

この作品はいかがでしたか?

150

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚