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あ、れいだ。
れい 「…チッ」
………は?舌打ちしてきたんだけど、何だこいつ!?
れい 「何ジロジロ見てんだよ。さっさと消えろよ。」
あおい「… 」
…マジで思考回路どうなってんだろ。チラ見しただけじゃん。
え、もしかして意識しちゃってる?
え〜?こいつ意識しちゃったの〜?俺に〜?
れい 「何だよ」
あおい「いやぁ?とくに?」
れい 「…」
れいがすれ違う時わざとぶつかろうとしてきたので、優しい俺は避けてあげた。
れい 「…やっぱお前嫌いだわ…」
れいはぼそっとつぶやいた。 正直ちょっと傷ついたので、 5分ぐらい立ちっぱなし。
…そういえばさっきクッキー作ったな。
確かれいの好物のはずだ。
置いてあるクッキーを少し皿にとり、れいの部屋に行った。
あおい「…れい。お菓子」
あ、出てきた。物でつられるとかかわいいかよ
れい 「どうせお前が作ったんだろ…」
あおい「母さんが買ってきた。」
もちろん嘘だ。俺が作ったとか言ったら食べてくれないし…
れい 「嘘つけ。俺は食わんからな」
あ…バレた。…絶対食べせてやる
俺はドアを無理矢理開けようとした。
あおい「もったいないだろ食べろよ…!」
れい 「お前さぁ…食わねぇっつってんだろ。」
バタン とドアが閉まった。
強く引っ張っていたためにドアが頭突きしてきた。
あおい「痛…」
最終手段だ、これだけはしたくなかったが…
しょうがない…
あおい「お願いしますっ!食べやがれくださいっ!」
そう。誰もが慌ててしまうはずの、”土下座”だ
したら隙間から覗いてたらしい。
ドアを開けてくれた。
あおい「痛っ!またじゃん…」
れい 「…可愛そうだな」
うわ、れいに可愛そう扱いされてしまった…
あおい「いやね?俺は可愛そうすぎるから一周 回って可愛そうじゃないんだよ(?)」
れい 「あっそ。…クッキーは?」
あおい「!これっ」
俺はクッキーを手渡しした。
食べてくれるかな…?
れい 「…」
れいは一口クッキーを食べた。