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「徹さーー、🩷だっけ?そいつのどこが好きなの?」

「は…?」

#️⃣819マイナス微 → #️⃣819プラス




『ってことがあったの!!!』

親友の🌻とファミレスに来てドリンク飲みながら語る。

「そっかー、、でもそもそも🩷のこと好きじゃないと告白しないでしょ!」

『でも実際付き合ってからデートなんて1回しかしてないんだよ!!?』

「あら少ない」

『でしょ!!?手も繋いだことない…』

そう。付き合って一ヶ月ちょい経ってるのにも関わらずデートは一回きり。しかも手なんて繋いでくれなかった。私も勇気が出なかったから手繋ごなんて可愛いこと言えない。

しかも及川さんが初めての彼氏。

『しかもね!?1回目のデートも私から誘ったの!』

「え!すごいじゃん!」

『でしょ!!でもそれっきり誘ってくれないの、、』

『ほんとに私のこと好きなのかなあ、、』

「え、、、ねえまって。あれみて」

『ん?』

見た先には見覚えのある横顔。


「あれ、及川先輩だよね…?」

『…うん』

及川さんが一緒にいるのは、休み時間話していた人たち3人と来ていた。

席が近くて会話が少し聞こえる。

「及川恋バナきかせろよ!」

「えー、、やだよ」

「なんでだよ!🩷ちゃん?のことすきじゃないのか!?」

「そういうことじゃない。」

「徹もしかして冷めた?笑笑笑」

「🚺今フリーだから付き合っちゃえば?笑」

「ちょっと📛やめてよ〜笑笑」


「なにあれ。」

『うわー、最悪なところに出会したじゃん!』

『なんでこんな運悪いんだよ〜、、、』

「今の聴いた?頑なに🩷のこと喋ろうとしないじゃん!」

『ほんとそれ、好きなとこないから喋ることないぜってこと?』

「流石にそんなわけ、、、」

「てか🚺先輩と📛先輩やばくない、?」

『確実に及川さんのこと狙ってるよね〜、』

「🚺先輩が狙ってるあれは。奴はサポートだな。」

『はーあ、初めての彼氏なのに…さいあく!』

「私が今から言いに行こうかな」

『ちょ、やめて笑笑』


「てか徹〜、休み時間に聞いた質問の答え教えてよ〜笑」

「なにそれ、覚えてないなんか言ってたっけ?」

「彼女のすきなとこ。どこなん?笑」

「言わない。」

「え?なんで?笑やっぱ好きなところないんじゃないの?笑」


「は、?なんなの!もうイラついてきた!」

『ちょ、なんで私よりイラついてんの』

「ほんとに言いにいってくるねもう!」

『ちょ、まてい』

「なによ!あんなん見てられるか!」

『…私が言う。』


ほんとに今にも爆発しそうな怒り。

及川さんはなに?私の好きなところないの?

私のことは好きじゃないの?どう思ってるの?

🚺先輩はなんなの?及川さんのこと完全に狙ってんじゃん。まず、言い方が気持ち悪い。

嫌味のある言い方にしか聞こえない。うざい。

まず彼女持ち狙うなよ。

「うん。がんばってね。なにかあったら私が守るから!」

『ありがと、だいすき』



『あの。』

「え、?🩷ちゃん、?」

『さっきから気分悪いんですけど。』

『及川さんはなんなんですか?曖昧なことしないでください。』

「え、いやそんなつもりは…」

『🚺先輩はなんですか?言いたいことあるなら私にどうぞ。』

「え、は、言いたいことなんてないわよ笑」

『見てる感じ明らかに及川さんに気がありますよね。普通に見てて不快です。好きになる分にはいいんですけど彼女もちなんで諦めた方がいいと思いますよ。』

「はあ?後輩のくせに生意気ね。」

『及川さんに気があるならそんな卑怯なやり方しないで、直接しっかり気持ちを伝えたらどうですか?』

「は、?」

「貴方っ生意気な!🚺にそんな言わないでよ!」

『📛先輩は関係ないですよね。というか🚺先輩のサポート役的なのやって何が楽しいんですか?』

「え、あ、🩷ちゃん?かな?初めまして」

『ああ。👽先輩はじめまして。』

「そんなに気に障ったならごめんね」

『は?気に障ることしかしてないと思いますけど。』

「ちょ、🩷ちゃん、2人で話そ?」

『っ、はい。』


及川さんの大きい背中についていく。


「ほんとにごめん。」

『何がですか?及川さんは私のことどう思ってるんですか?』

「えっ、?」

『今日の休み時間もそうでしたよね。なんかあの3人と喋ってましたけど、私の好きなところ1つも述べてくれませんでしたよね、』

「え、聞いてたの…?」

『はい、ちょうどプリント渡そうとしていた時に。』

「…」

『私のことほんとにすきなんですか、?』


いつも思っていた。及川さんは顔も良くてモテて、私とは世界が違った。なのに私のことが好きなんて。嘘じゃないの?ほんとは。


「すきだよ。すきに決まってるじゃんっ、」

『じゃあっ、なんで先輩たちには私のすきなところとか一切言わなかったんですかっ、』

「それは🩷ちゃんのいいところがバレちゃうのがやだった…」

『え…?』

そんな理由?何歳ですか?そんなんで私不安になってたの?馬鹿みたい。

「ほんと幼稚でごめん、」

『それって、、私のことだいすきじゃん』

「それ口にして言わなくてもいいでしょ」

そんなこと言ってる及川さんの顔は真っ赤で。

かわいいなあなんて思いながら。

『及川さん、私ね、及川さんみたいに顔も整ってないし、モテないし。優しくもない。だからいつか🚺先輩のところに行くんじゃないかって。不安だった。』

初めて自分の気持ちを伝えたと思う。

「🩷ちゃん、不安にさせて本当にごめん。」

「俺は🩷ちゃんのすーぐ嫉妬してくれるところとかすこーし怒りっぽいところとか。お顔ももちろん可愛すぎるし、岩ちゃんと喋ってるだけでも嫉妬するよ。」

『えっ、』

「引いた、?」

『引くわけない!そんなこと思っててくれてたの、?』

「うん。だから🚺のところになんて行くわけないし、俺がすきなのは🩷だけだよ。」

『えっ、はっ、』

突然の呼び捨てにズキュンときてしまったのは私がちょろいから?違うよ。及川さんがずるいだけだよ、、

『っ、わたしもっ、徹くんのことだいすきだよ、?』

「えっ」

及川さんも顔がりんごみたく真っ赤で。多分私も真っ赤っかだろう。

「🩷っ、?ほんっとにかわいい、むり、、」

『へ、?』

「いつも🩷の前ではかっこいい俺でいたい。かっこわるい自分を見せたくなくていつもそっけなくなってたかもしれない。ほんとにごめんね、」

『ふっ』

「え、今笑うところあった!?」

『徹くんはいつでもかっこいいよ笑』

「ねえ、、、ほんとに名前呼びかわいい。どうしよう」

『そんなこと私に言われても!』

「あと俺に思ってることある?」

『…デート、』

「え、?デート?」

『一ヶ月以上付き合ってるのにデート一回しかしたことないの、、もっとしたいです、』

「えっ、俺もしたいしよ」

「会いてる日おしえて!」

『え、あの、でも…及川さんバレーで忙しいでしょ、?無理しないでくださ、』

「無理してない!俺がデートしたいの!」

『えっ』

「というか!俺も言わせてもらうけど!

ずっと及川さんって呼んでるの何!」

「俺彼氏なのに距離ありすぎじゃない!?」

『いや、、、先輩だし…しかもずっと試合とかみてて推してたので…流石に下の名前呼びはうざいかなと…』

「うざいとかないでしょ!なんならうれしいよ、?」

『そ、そうですか、?』

「さっき徹くんって呼んでくれたけどほんとにきゅんってしたやばい。どうしようって感じだったからもっと呼んで!」

『でもっ、私も慣れないですー!!!!』


逃げるように去ってしまった。


「あっ、🩷!大丈夫だった、?」

『🌻〜!仲直り?したんだ!!!』

「ほんと!?よかったね!」


「ねえ徹〜どこ行ってたの〜?」

「…あのさ。お前しつこい。」

「え、?笑」

「俺のかわいい彼女が心配しちゃうからもう

あんま喋りかけてこないでもらえる?」

「は、?」

「お、及川…それはさすがに…」

「👽は黙ってて。」

「ちょ、なにがなんでもそれは…」

「は?むりだよばいばーい」


「🩷?一緒に帰ろ?」

『!うんっ!』

「きゃー!!!!いつの間にか呼び捨てに…

尊い…」

「🌻ちゃん、🩷連れて帰っちゃっても大丈夫?」

「もちろんです!幸せにしてやってください…」




end







こんにちは!作者です。最後までお読み頂き、ありがとうございます!!今回のお話は及川徹くんとのお話でしたが、みなさんの推しを教えていただければその子のストーリーも作ろうと思っていますので、是非教えてください♪

こう言う物語がいいって言うのもあれば是非!

リクエストたくさんお待ちしています!





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