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rt「」
wn〈〉
本編中伏せ字なし
rt視点
またいつものように部屋で過ごしている時
ピンポーン
とチャイムが鳴った。
恐らくマナかウェンだろうと思い、重たい腰を上げてドアを開ける。
〈やっほ〜、元気にしてた?〉
予想通りそこに居たのはウェンだった。
「…あーうん、まぁな」
あやふやに返事をする。
〈いーもの持ってきたから、上がっていい?〉
「え?まぁ、いいけど」
きっと俺の様子を見に来るための口実だろうとは察したが、心配させているのはこちらのせいなのでウェンを部屋に入れた。
〈久しぶり〜………って…〉
「ん?」
突然部屋の中でウェンが立ち止まり何かを凝視している。
「あ…」
〈煙草…?〉
しまうのを忘れてた。
また変な心配をかけさせてしまったかもしれない。
「なんとなく買っただけだよ」
〈そっ…か〉
〈大人になったんだね!〉
「もとから大人だよばか、」
ウェンは多分動揺したと思う。
それからウェン特性の唐揚げを渡してすぐに部屋を出ていった。
「ありがとうな…ウェン」
〈……うん、〉
俺がドアを閉めようとしたときだった。
〈リ、ト!あのさ_〉
〈……やっぱ何でもない、じゃあね〉
「…そっか、じゃあまたな」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
続きます
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