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ー理科室へと向かう廊下
tr」さっきの紙…普通に怖いな
sn」”思い出して”とか
sn」ホラーじゃん
sn」ってか怖いからこの紙ぺいんとさんにあげる
pn」は?笑
pn」…まあいいけど…
pnはぎゅっと紙を握りしめる
kr」…ぺいんと
pn」うん?
kr」さっき言ってた”声”って…?
pn」あぁ、さっき一瞬だけ『やっと気づいた?』って声が
tr」誰の声?
pn」分かんない
sn」でも…やっぱり全部”1人分”ですね
kr」席
tr」写真…
pn」…靴箱
kr」全部”1人分”…
pn」……
そのとき、廊下に貼ってある
クラス名簿が目に入った
pn」ちょっと待って
kr」…?
pn」名簿…
pnは紙に近づく
1.2.3…と生徒の名前と番号が並んでいる
tr」ただの名簿だろ?
kr」…あ、見て
番号の途中、10 番目だけ空白
名前が書かれていない
sn」え?
tr」ミス?
kr」いや…番号はある
pn」でも、名前だけない…?
pn」(10番って誰だったんだろ?)
sn」ねぇねぇ
sn」もしさ、この生徒が本当に”実在する”んだったら、なんで消されたんだろう?
pn」(”なんで消された”…?)
そのとき
先生」お前ら、まだ理科室行ってないのか
kr」す、すみません
先生が名簿に目をやる
と、一瞬だけ顔が固まった
でもすぐに言った
先生」それは古い名簿だ
pn」えっ?
先生」もう使ってない
先生」関係ない
そう言って、名簿を外した
tr」え…
sn」…外した…
kr」……?
pn」なんで…
先生」授業まであと3分もないぞ
先生は歩いて行った
tr」絶対怪しい
sn」怪しすぎでしょ
kr」…ぺいんと
pn」?
kr」もし、誰かが消されたなら
kr」…学校の記録にも残ってたり…
pn」記録?
kr」うん
kr」職員室…とか資料室も…
tr」でも先生にバレないようにって言ったら…
sn」夜の校舎に忍び込む…?
pn」……
pnは紙に目をやる
『思い出して』
pn」…行こう
tr」え?
pn」この学校…絶対何か隠してる
sn」じゃあ…
tr」…決まり、だな
kr」…
krは小さく頷いた
kr」今日の夜…学校に来よう
pnは、先ほどまで名簿があった場所を見つめる
そこには壁があるだけ
pn」(10番…一体誰なんだ)
kr」いなくなった生徒ってどんな人なんだろうね
pn」でも感覚的に…大切な人だった気がするんだよ…
sn」僕もそう思います
tr」ぺいんとの感覚信じていいのか?
kr」やめてあげて笑
そのとき、またpnの頭に声が響く
『あとちょっと』
pn」……!
pnは振り向く
が、やっぱりそこには誰もいなかった
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