はぁぁぁっ!皆様大丈夫でしょうか!?
もう「ぬ」とか「ぬ」とか言ってる場合じゃないです((
新年早々まさかの地震…
中部地方の方々、特に石川県民さんは大丈夫ですか?!大丈夫じゃない方が少なからずいると思いますがほんと気を付けて下さい!
私プーメルは基本的に被害は少ない所でしたので、なんとか無事です!せいぜいと言うならば、お鍋食べてる最中揺れたおかげでアッツアツの汁が手にバシャンで😇です。軽傷ですので特に心配は大丈夫です()
ほんと今日夕方ぐらいに出そうと思ったんですけど急遽過ぎて出遅れました…💦
!プラスめっちゃ短いです!
皆様大変だと思いますが頑張りましょう
今回、諸事情の為後書きは控えさせて頂きます🙌
「んじゃ、」
その言葉が合図かの様に、中原は抱えていた太宰を桶に向かって降ろしていく。
一方太宰はギャラン反射かのように躰を捻らせ、意味の無い抵抗をしていた。こうなる前にはもう覚悟は着いていた筈だった。
見つかって捕まって囚われて、この三コンボに逃げるなんぞという考えはもうないだろう。
だから諦めた。諦めた筈だった。
でもやっぱり、と太宰は思う。
「にゃぁ”ぁ”あっ」(こんなのを目の前には無理だってば!!)
先程口にした 「こんなの」 (=お湯) は今の太宰にとって、幾度なく死ねる絶好のチャンスの時に限って止めに来る厄介者と同等で在った。
「あぁクソ、暴れんじゃねぇよ馬鹿野郎
手前別に風呂どうこうとか無かっただろ」
(それは以前の私であって今の私を見ろ此の蛞蝓!猫なんだよ!本能舐めないでよね!まぁ馬鹿だし判んないと思うけど…!!)
「……何か余計なこと言われてる気がすんな、」
とはまぁ色々遭ったものの、無事(と迄は云うだろ)、1時間半にも及ぶお風呂大戦闘は幕を閉じた。
「にゃぁ…」(疲れたぁ…)
「手前が一番疲れました的な雰囲気作るんじゃねぇ」
太宰は机の上に、中原は木製の椅子に背中を預けるように、二人はまるで液状化したような状態で倒れ込んでいた。
太宰はびちょ濡れの状態で垂れ込んで、体力消耗したように見える様子であった。というか様子だと云う方が正しいだろう。
悪魔のお風呂中、足掻きに足掻いて (無駄だけれども) 浴室の中で逃げ回るも捕まり、だが逃げれる隙があったら逃げ、そしてまた捕まえられる。そんな事を繰り返す内に終わり頃にはもう常にヘトヘトであった。
一方中也はお察しの通り、そんな太宰を相手に凹垂れて居た。
「ていうか未だ終わってねーぞ」
「…!」
「いや、そんな驚愕した顔で俺の方見られてもな…」
そう、未だ終わって無かった。
「乾かすんだよ其の長毛」
風呂終わりには必ずしも飼い動物にはやるべきこと。乾かすというもの。
必ずともやらなくてはいけないのは菌の繁殖だったり皮膚の炎症を起こしてしまうことから乾かすという作業は洗うの次に必要なことであった。
「ま、別にドライヤーは大丈夫だろ」
云い乍らコンセントを挿し、若干高そうな良いドライヤーを手に持ち太宰の前に翳す。
其して当の本猫の太宰も中原と同じくドライヤーはそこ迄厭では無かった。
今はの話だがな。
ドライヤーの音が部屋に響く。
程よい乾いた風が無駄に心地好い。
体を沿うように櫛を通し、毛並みを整える。
瞼が重く成って来たが、何とか持ち堪える。
(案外良いかも…)
然し、何故中原がこんなにも準備が良いのかという件は引っ掛かるがそこはもう気にしない←
「うし、やっと終わったぞ」
「くぁぁ」
大きく欠伸をし乍ら背を伸ばした後、全身を震わせた。
「んだよ眠いのか?にしては早くね?」
現在の時刻は午後八時。
寝るにしては早いだろうが、太宰にとっては色々遭った身だ。唯でさえ体力不足で中々動かないと云うのに、現在迄殆ど動いていた(労働)。
そんな太宰を見てか中原も欠伸を一つした。
「欠伸移されたな…
って此処で寝んじゃねーぞ」
「にゃ」(なぬ…)
「当たりめーだろ。こんな硬ぇ机の上で寝てたら躰が痛くなるわ」
と云う事で、そう口にし太宰を抱き抱える。
「此処な」
太宰を降ろした所はペット用のベッドクッションであった。
「にゃぁ」(おぉ、ふかふか)
素晴らしい心地に太宰は感心する。
「んじゃ、眠たかったら寝とけ、俺も風呂入ってくるしな。
あぁクソ…太宰の野郎が暴れてたせいで服が濡れてんじゃねぇか」
部屋から出た後の太宰へ対する悪態は無論、耳の鋭い本人に届いていたのであった。
太宰も少し腹は立ったものの、先程迄の世話には感謝してあげているつもりなので、今日は聞き流す事にしたのであった。
(まぁ、私なりの優しさってとこだよね、ほんと)
━━━━━━━━━━━━━━━
コメント
4件
へへへ、可愛いぃ....(◜ᴗ◝ )失礼しました。こっちは全然揺れませんでした!逆に揺れてる?ってみんなで質問しあってましたねー、そちらは大丈夫でしたか?
こっちは大丈夫でした!!でも油断は出来ませんね…… 最高でした……