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今日も誰かが叫んでいる
ずっとずっと向こうでも
すぐ近くでも誰かが今日も泣いている
世界の”正義”とやらに打ち負けて
だからそんな敗者たちは次の者へと意思を託す
エーレン「……では…これで交渉成立でよろしいですか?(呆)」
rd「お願いしま~す(^ら^)」(((たんこぶめっちゃあるよ
ヴィーラ「なんとも憐れな姿よ…w」
kyo「すんまへんなぁ…お見苦しいの見せてもうて…」
ヴィーラ「お主も大変じゃのうw」
kyo「ほんま…ヴィーラさんもどうに言うて下さい…はぁ゙…」
ヴィーラ「妾からしたら其方の主君は叔父みたいなものじゃからのう~…」
ヴィーラ「妾も少し叱るのは遠慮になってしまうわw」
エーレン「いっそのことこの人3日だけでも食事抜いたらどうです?」
rd「へへ~ん!俺は人外だから食事取らなくても生きてけるんだな~、馬鹿め(^ら^)」
rd「ごめんって、シュー…」
エーレン「次その口で私を馬鹿にしようもんなら口に手榴弾詰め込みますからね」
kyo「オーwさっすがエーレン桾やなぁw」
ヴィーラ「そうじゃろ~、ムフー…///」
kyo「めっちゃドヤ顔やんw」
ヴィーラ「妾の幹部は皆優秀なのじゃ…///」
ヴィーラ「のう!エーレン!ニッ!/////」
エーレン「パア!✨️」
エーレン「もちろんでございますニコ///」
エーレン「貴女を守るために生まれてきたと言っても過言ではありませんニコ」
kyo「それは気持ち悪いやろ…(引)」
エーレン「うるさいですよ、外野」
rd「とまあ…茶番はさておき…」
rd「どうなの?人間との親睦は…」
ヴィーラ「ピクッ…」
エーレン「なッ!ちょっとらっだぁ様ッ!!」
ヴィーラ「無論…今でも大がつくほど嫌いじゃ、虫唾が走るほどにのう…ジトッ…」
ヴィーラ「じゃが…ガタッ…」
ヴィーラ「そうじゃない者もおると母上は言われた…スッ…」
窓に手をそっとおいて彼女は悲しそうに空を見た
ヴィーラ「母上の言うことはいつも正解じゃ…」
rd「そーだね…レネは…君の母親はいつだって間違えない…」
rd「でもそれでヴィーラが人間を好きになる理由って?」
エーレン「ッ…」
ヴィーラ「……もちろん…好きになる理由など欠片もない…」
ヴィーラ「ただ…」
「ヴィーラニコ」
ヴィーラ「それで…皆が笑ってくれるなら…」
ヴィーラ「それでいいのじゃ…ボソ…」
rd「……ヴィーラは偉いね~ナデナデ」
ヴィーラ「撫でるでない…妾は大人じゃぞ…ムス」
rd「いやいやwまだ16歳でしょw」
ヴィーラ「それに…思ったよりも人間の子供は愛らしいぞ?フフッw」
エーレン「私も子供くらいなら優しく出来ますね」
rd「ぇ、そう?俺は嫌いだけどな~」
kyo「お前はそもそも子供が嫌いだからだろ…」
rd「だってうるさいじゃん」
ヴィーラ「お主が言うことか…w」
rd「ははw」
今は平和だ
彼女の最後の光もこんなに微笑ましく笑っている
愛らしくて可愛らしいこの子が
一度だけ怒り泣いたことがあった
憎しみと、悲しみと…抱えきれないほどの思いがいっぱいいっぱいになった
それでも親を殺されながらなお母親の言ったことを信じ
今でも人を愛そうとしている
ヴィーラ「では…妾はこれで失礼する…カツカツ」
ヴィーラ「ゆっくりと街でも回ればいい…いくらでもここに居て良いからな…ニコ」
エーレン「ヴィーラ様…ガチャ…」
ヴィーラ「それでは御機嫌よう…バタン…」
kyo「相変わらず大人びてたなぁ…」
rd「そう?w思ったよりもヴィーラは子供っぽいよ…w」
rd「強がってるだけで…本当は人間なんて殺したいって思ってるんじゃないかな~…」
kyo「にしても荷が重すぎるんちゃうか…?まだ16歳やぞ…」
rd「……それでも…そうしないとモーランツ家以外の命令に他の月兎は聞けない」
rd「つまりモーランツ家の最後の生き残りであるヴィーラが国を統治しなければならない…」
kyo「こんなんレナさんも望んでたことかッ…?」
rd「……仕方ないよ…せめてでも…レナのいう”平和”と…」
ルシア「……それで…何の情報を抜こうとしたんです?」
mb「もぅ゙ッ…やめてくれッ…!ヒッグッ…」
ルシア「だから言ってくれれば全て済む話でしょう…」
mb「そッ、そもそもッ!」
mb「こんな下等生物共が我々人間に対しこれ程も貶すなど神がお許しにならないぞッッッ!!!」
ルシア「…貴方は随分と歴史に乏しいんですね…カツカツ」
ルシア「人間は勝手に神に愛されていると嘆きますが…」
mb「何を馬鹿なことをッ…!」
ルシア「モーランツ家は代々神の一部とも言われていた」
ルシア「ですが…その裏腹彼女達はこうとも言われた…」
ルシア「”厄災の兎”」
mb「そうだッ…彼奴等はそういうやつだッ!!」
mb「世界を脅かすものは早急に排除すべきだッ!!」
ルシア「……そうかも知れませんね…でも…ギュッ…」
ルシア「グシャッ!」
ルシア「……任務完了」
ルシア「確かに…貴方達の言うことも分かる…」
ルシア「けれど…私が想像した何十倍よりも…」
ハイト「……ねえ…ラプちゃん…」
ラプ「嫌です。断固拒否です」
ハイト「お願いだよぉ゙ぉ゙ぉ゙!」
ラプ「一生のお願いならもうすでに689回目です」
ラプ「というか今日…ハイトさんもエーレンさんも様子がおかしいですよ…」
ハイト「ぇッ…それは…」
言ったいいのか喉が詰まる感覚
もしエーレンも分かっているんだろう
何かしら危ない予感
ヴィーラ様に何か危険なものが近寄ってる…
あのとき…もし夢だったとしても…
これが現実になったら…
ラプ『ぁ゙ッ…』
ハイト『ラプ…ちゃん…?』
__『……』
あのとき刺されたラプちゃんだって…
燃え上がる炎のなか美しく倒れた女王様だって…
そんなの絶対に嫌だ
でも間違いなく幹部の中にいる…
__「……__も随分手こずっているな…」
__「どうするんや?あれやったら攻めたほうが早い気がするけど…」
__「いや…まだだ…きっとアイツは成功させる…」
__「まあだが…ガタ…」
__「少し仕掛けるのもありだな…w」
そして女王の首にナイフを当てるものが現れる…
次回➳招 待 状
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