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悪魔「今から戦おう」
天使「急ですね。そろそろしつこいので戦ってあげますよ」
悪魔「決まりだな、凶暴天使」
天使「おいてめなんつった今」
そうである、この天使、非常に煽りに弱く短気である。
悪魔「そんなことよりさっさと移動だ」
〜魔界の毒沼〜
天使「はあ?ここ毒沼なんですけど?私天使なんですけど?」
悪魔「落ちなきゃ大丈夫なんだからグチグチ言うな」
天使「クソガキが、完膚なきまでに叩き潰してあげますよ。」
悪魔「いい感じに盛り上がってきたな!」
〜戦闘開始〜
悪魔「先手必勝!!一撃で沈める!!」
悪魔はどんどん力が増していく、繰り出した闇魔法もどんどん肥大化している。だが天使は真顔である。必死に怒りを隠している顔だ。
悪魔「この力を見ても逃げも隠れもしないか。なかなか防御に自信があるようだな。」
天使(こいついっつも私と戦おう戦おう言ってくるくせに私の力知らないのかよ)
悪魔の魔法は空間を切り裂きそうな勢いだ。だが天使は今日の夕飯を考えていた。悪魔が攻撃を放つ寸前。天使の前に3枚の鏡が現れた。
内2枚の鏡が強力な光魔法を放ち悪魔の闇魔法を抑えた。が。力を使い切った鏡は毒沼に沈んでいく。
悪魔「この勝負、貰った。」
天使「あ?誰が勝ったって?残り1枚の鏡が見えないんですか?目、ついてます?
教えてあげますよ。私の最後の鏡の力を。
それは…
反射です。それも、ただの反射じゃなく、攻撃力、スピードを2倍で!」
悪魔「ッ!?…完敗…だ」
大きな爆発音と共に悪魔は堕ちた。
天使「バーカバーカざーこ」
ここまで来たらこの天使は小学生といい勝負だ。頭が悪すぎる。
悪魔「あっぶねー。私が悪魔じゃなきゃ死んでた。」
天使「なんだ、無事だったか。」
悪魔「ん?なんて?」
天使「なんでもないです。」
そうして、天使と悪魔の勝負は幕を閉じた。だがこの物語は特に目的などもなく。ただただ短気な天使と好戦的な悪魔のちょっとしたじゃれ合いだったのだ。
このような作品をわざわざ最後まで読んでいただき本当にありがとうございました!!