👻 「 まさか 葛葉 が そんな 事 で悩んでるとは 思わんかったわ 〜 」
ベランダ の手すりに 乗っ掛かり ながら 、
*からかうように そう言った 。*
🦇 「 だって、 人見て そんなん 思ったことないし ? 」
👻 「 はぁ . 葛葉 は まだまだ お子ちゃま やなぁ ! 」
*俺の腕あたりを 肩をつかい かなりの 威力 で 当たってきた 。*
思ってたより の威力に 痛さを堪えていると
👻 「 まだ、 あえてなんも言わへんけど 」
「 絶対 すぐに 諦めたら あかんよ」
と いつもより 真面目な顔をして そういった。
よく分からなかったが、 椎名の ゆうことは いつも 当たりがちな為 しっかり 気をつけるようにした 。
すると 椎名は 眠そうに 欠伸 をして、 部屋へと 戻っていった。
風に当たりながら 色んなことを考えていた。
こいつらの 将来 とか、
高校 のこと とか、
魔界に 居る 家族の事とか 、
ふと あの男子生徒 を 思い出した。
今まで 人に対して 感情 を持つことは ほぼ無いに 等しく、 人見知り と言うほど では無い為、 不思議で不思議で 仕方がなかった。
血が 飲みたいから ?
いや、 血なら 定期的に 奴に 貰っている。
どこかで あった ?
確かに 初めて あったのは 橋の上 。
考えれば 考える程 今の感情が 分からなくなってしまった 。
空を 見上げると 流れ星が 流れていた。
🦇「 また 、 会えるよな 。」
と 思わず 声に出していた。
*はっと 我に返り、*
自分 のことを 阿呆らしい な と 少し 笑ってしまった 。
今が 1番幸せ なんだろう な 。
*そろそろ寝るか、 と 俺は 部屋へと 戻った。*