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「ここは僕の秘密のひまわり畑。」 すき
こういうストーリーのやつもいいですね!続きも好きに想像しちゃってます(>ᴗ<)
最初の死体埋めてる部分だけ気に入ってる それ以外は地の文すぎて投稿できなかった
attention
nmmn
st×××
青紫
暑い夏。8月の終わり、僕は人を殺した。
(大丈夫、バレない。 ここなら…ッ)
無我夢中で土を掘る。
「はぁ…、は、ぁ゛っ 」
人が2人入りそうなくらい掘り進めた時僕の腕は不意に止まった。
「…っ埋めなきゃ」
殺したもうただの死体となったそれを穴に入れ、土を被せる。
「大丈夫、だ、いじょうぶっ」
ここは僕の秘密のひまわり畑。
誰も来ない、誰もいない、きっと大丈夫。
埋めた死体が動き出すような、そんな嫌な気がして僕は振り返って無我夢中で家まで走った。
そのな僕の姿を空高く伸びるひまわり達の中に紫色の瞳がじっと僕を見ていた。
死体を埋めてから1週間。
未だに死体は発見されていない。
じゃあ何だったんだあの目は、見間違えなんかじゃない、僕の方をあの紫色の目で見ていたのだから。
「こーろんっ!」
「ひっ、」
桃色の髪をした僕の親友さとみくん。
「何びびってんだよ」
「いや、考え事してて…w」
「ころんが?珍しいこともあんだな!w」
なんでこいつこんなに元気なんだよ。
いや、違う僕の元気がないだけか?
「な、早く見に行こーぜ」
「見に行くって何を?」
「はぁ!お前忘れたのかよ…。噂の転校生だよ」
「なにそれ」
「おっまえ、話聞いとけよな」
さとみくん曰く。今年の夏、都心の方から引っ越してきた転校生がいるとかなんとか。1番驚くべきはひまわり畑のある丘の家の主だということ。あそこは何十年も人なんか住む気配なかったのに。
「同学年の3組だってさ!ほら、行くぞ!」
「ちょ、待ってよ」
そんなことよりも僕はやることがあるのに
「あいつじゃね?」
「だれ?」
「あの紫髪の奴」
転校生は案外細く白い肌をしていた。
ここは地方方面だし、遊ぶ場所はほとんどない。だから基本外で遊ぶからみんなは日焼け放題。あんな白い肌目立たないはずがない。
「なんか消えそうな感じの奴だな…」
「さとみくんがそこまで言うとか珍しいね」
「いや、まぁ…な?」
なんだよ、歯切れの悪い
もう一度転校生に目線を戻した時、転校生と目が合った。
「あっ…、」
あの目だ。ひまわり畑で見たあの目。
こいつだったのか。
特に何も考えていないはずなのに体は勝手に動いていた。
「おい、ころんっ!」
僕の足は一直線に転校生へと向かっていく。
ちょうど席の前まで来た時、相手もまた僕のことを見ていた。
「…なんですか?」
「……」
「あのっ」
「今日放課後一階の空き教室」
「は、」
「じゃ」
我ながら馬鹿だと思う。初対面であんな姿を見られたのに上から目線で言うなんて。
でもあの紫色の瞳がどこか僕の心をおかしくさせる。鼓動が早くなる。焦りかそれともまた別の感情か。
8月を終わらせたくない!!って反抗精神
ちなみに続きありません、飽きました