kn視点
ピピピピッ ピピピピッ
「ふぁぁ〜」
もう朝かなんて思いながら重たい瞼をあげる
「今日も会えますように」
そう願いながら家を出た
それからというもの、俺は今日は一日が長いなぁなんて考えながら放課後になるのを待っていた
「早く終わってくんないかな〜」
無意識で心の声が漏れ出てしまった
俺はそれほどまでに彼に依存しているらしい
まあ依存というよりもっと軽いものなんだけどね
まあ言葉にするなら… そうだな…
“執着”かな?
まあそんなことはどうだっていい
今は彼に会いに行くことが第一だ
そう思い、俺は最後の授業を終わらせる
「またいるといいけど…」
続く
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