朝。天気は快晴。今日から、私は名門私立高校へ行く。
雲一つない太陽が輝く空の下にきれいに並んだ生徒、そして輝くように美しい校舎。私・優香はこの羽園私立高校に無事入学した。
(友達、、できるかな、、、)
校長の長い話を聞きながら私はつくづく思う。この学校の受験に合格したのはいいものの一緒に勉強してきた友達がまさかの不合格。その友達にも申し訳ないとおもうが私は小学校からこの学校にあこがれていて中学受験もここを受けたが不合格。高校生になってやっとここを合格したのだ。退学などもってのほか。しっかり勉強しないとお母さん一生懸命働いて稼いだお金がすべて水の泡になる。
「ーーでは各教室に行くように」
校長先生の話がやっと終わり私は校舎の廊下を歩く。
「1年A組?」
ふいに優しい声が私の耳を通る。
「はい、、そうですが」
見るといかにも優等生らしい女の子がこちらを見つめている。長いストレートな髪。きれいな美肌。とても叶いやしない美人だった。
「あの、よかったら何だけど」
その子が口を開いた瞬間衝撃の言葉をかけられた。
「お友達に、、ならない?」
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