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初投稿です、初めまして!!!!絡みコメント大歓迎です‼️‼️むしろ来てほしい。
ニキ総受けが大好物です。愛重めも好きです🫶🏻
没気味。
しろりちょ×ニキ で須田景凪さんのダーリン曲パロです🙌🏻神曲なのでみんな聞いてほしい!!!
エッチはしてませんがりぃちょくんがニキくんをオカズにした描写があります。
りぃちょくんの愛が重い!!!!!!
『歌詞』
~ rch side ~
『私じゃ駄目ですか』
俺の目の前でずっとイチャイチャしているのは、俺が好意を持っている人…ニキニキと、せんせー。ニキニキがせんせーを好きなのは知っていた。だが、どうしても、そんなすぐに諦めることができない。せんせーを羨望の目で見つめた。彼に限らず、ニキニキが誰かに触れるたび、彼と喋るたび、心の奥にある黒く汚れた感情がさらに濃くなる。こんなにニキニキを好きになるなんて思ってなかった。俺が人を好きになるとこんなに嫉妬深くなるとか思ってなかった。
『わかってるのはきっと 私だけ』
彼のことを誰よりも知っているのは俺だと思う。キャメさんよりも、じゅはちよりも、せんせーよりも、誰よりも、彼を知っているのに。
「りぃちょ、ちょっといい?」
次の日、いつも通り編集をしていると、スマホが震え見てみると、その犯人はニキニキだった。「ちょっといい?」というだけの文なのに、嬉しくなって口元が緩んだ。即OKすると既読がついて電話がかかってきた。その内容はなんとなく察している。
「急にごめん。」
「大丈夫。どうしたの?」
「…俺さ、ボビーのこと好きみたい。」
『心は奪えない』
最近のニキニキは、やたらとせんせーの話をする。名前を出す時の声が柔らかくて、甘くなること。分かってしまうのが、何より苦しかった。
「あー…知ってた(笑)」
「うん、わかってたよ。」
「よかったね、知ってんのが俺だけで。男の勘…ってやつかな!」
「だる」
「いや、お前が知ってんのが1番怖い。」
「俺に相談しようとしてたのに?」
「…。」
先に俺を煽ってきたくせに図星を突かれるとすぐ黙るのが、たまらなく愛おしい。
そこからしばらく話していると、寝てしまったのか、普段の彼からは想像できない控えめな寝息を立てていた。良くないと分かっていつつも我慢できず、録音ボタンを押してしまった。
「ニキニキ、好きだよ。俺の全部あげる。」
『お気持ちはたんと愛で頂戴』
寝ている彼に、聞こえるか聞こえないかぐらいの声でそう呟いた。少しだけ、本当に少しだけでいいし罰ゲームでもいいから俺に愛を伝えてほしい。ニキニキ、いつか、いつでもいいから、俺のことも認めてね。
『その日が来るのを待っているわ』
しばらくして通話が切れたあとも、しばらくスマホを耳に当てたまま動けなかった。画面には何も映っていないのに、そこに彼が残っている気がして。先程録音したものを再生した。その寝息にどうしようもなく欲情して、下着を汚す。いつ眠ったのかは覚えてない。気付いたら朝だった。
『ひとりじゃ意味がない』
次の日。編集画面を開いたまま、カーソルだけが瞬いていた。再生ボタンを押しかけて、やめた。ただの作業。ニキニキがいなければ意味がない。ボビー、やっぱり優しいよね。ニキニキがせんせーに対しての惚気話をした時。その言葉を言われた時から、鬱陶しいぐらいにずっと頭に纏わり付いている。
「…俺の方が好きなのに。」
「俺も優しいよね、ニキニキ?」
声に出した瞬間、とてつもない孤独感が俺を襲った。問いかけた言葉に返ってくることはないことは分かってるはずなのに。これを勇気を持ってニキニキに伝えることができていたら、また少し違ったのかもしれない。本音はいつも、形になる前に死ぬ。
『わかってるのにずっと空知らず』
報われないことは知っていた。心だけが、まだ飛べると信じて地面を蹴り続けている。誰にも選ばれないのなら、せめて、一生忘れることができない存在になりたい。俺だけを見て欲しかった。
「俺だけ、俺の声だけ覚えてて。」
独り言のように呟いた言葉は、綺麗じゃない感情。それでも彼の世界の端っこにしがみついて、自分を見てくれる日を待っていた。
『ふたりじゃ居られない』
きっと最初から、俺と彼は並んで立てる場所にいなかった。肩が触れる距離にいても、視線の先が同じになることはない。友達だよね、軽く言われたその一言が刃のように深く突き刺さる。それ以上になれないことを笑顔で渡されている気がした。
『心は触れない』
どれだけ近くにいても、彼の心は一枚向こう側。触れた気になっているのは俺だけ。
『わかってるのにずっと恥知らず』
迷惑なことも、重いことも、全部分かっている。それでも好きなことをやめることができない自分が1番醜い。
「ニキニキ、俺じゃ駄目?」
名前を呼んで、また縋る。胸の奥で何度も形になっては消えた言葉。聞かせる勇気もないくせに、心の中では何度も叫んでいた。
『ダーリン 全部あなたにあげる』
時間も感情も居場所も俺にあるもの全部、とっくに彼のもの。とある日、俺って重いよな、と言葉を漏らせば彼は困ったように笑った。そんな顔も愛おしかった。
『お遊び夢中でなんて狼狽』
彼にとって俺は暇つぶしの会話相手であってただのメンバー。本気になっているのが俺だけなのが滑稽で惨めでたまらない。
『ダーリン いっか忘れておくれ』
忘れたい。忘れたいけど、忘れることができない。忘れることができたなら、こんなに苦しくなっていない。俺がニキニキを好きじゃなく、普通の友達だった世界線だったら、俺はどんなふうに彼に接してしているんだろうか。
『終わりが来るのを待っているわ』
せんせーとニキニキの仲に終わりが来たら、俺は悲しいよりも嬉しいが勝ってしまうだろう。彼が俺を選ぶその日を、俺は静かに待っている。
「何度だって言うよ、ニキニキ。ニキニキに全部あげてもいいぐらい大好きだよ。」
彼からの愛を、一度でも受けてみたかった。いつか、認めてほしいな。この想いだけは、無かったことにしないでくれ。確かにニキニキを好きだったってことだけ。今の瞬間も、ニキニキの声を思い浮かべては興奮していた。
「あ、りぃちょ。まぁりぃちょでええか。」
「え、なに?」
「…なぁりぃちょ、俺ニキのこと好きなんやけど、どうしよう。」
俺がニキニキのことを考えながら作業していると、編集鯖にせんせーが入ってきた。せんせーと俺、2人きり。画面越しに聞こえた声で、心臓が嫌な音を立てた。
「…知らないよそんなの。俺は…ニキニキ、せんせーのこと好きじゃないと思うけど。」
そんな嘘を口に出した瞬間、胸の奥が潰れた。
ごめん、ニキニキ。ごめん、せんせー。
せんせーを冷たく突き放して、さらにはニキニキも裏切った。俺は本当に最低だ。
「…そうよな。正直に言ってくれてありがとう。ニキに好きになってもらえるように頑張るわ!」
「うん。……頑張ってね。」
せんせーがDiscordを退出したあと、俺はしばらく動けなかった。あー、
『その日が来るのを待っているわ』
一発目からこんな重いやつごめんなさい☝🏻次は多分あまいよ。
コメント
1件
ましろって呼び捨てで呼んでください‼️‼️ 初心者なのでなにもかもわからないおじいちゃんですいろいろおしえて😄😄 あと返信に返信するやり方おしえてほしい アプリ版じゃないんです🥲