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─始まりはゲームオーバーから
カエルタマゴ「デミデミ」
レナ「(…あぁ、もう終わりなんだ…)」
突然だが僕はゲームオーバーになる寸前だ
ゲームオーバー…ゲームの世界だともう一回復活
するのだが、現実世界だともう”戻らない”事になってしまう
ライム「レナちゃ…ごめんなさい…ポロポロあたちのせい…で……あたちのせいで…」
レナ「…ライムは何も悪くないよ」
僕は泣いているライムを落ち着かせる様に頭を撫でた
レナ「……」
さぁ、そろそろゲームオーバーか
ギュ
レナ「…ダイヤ……?」
ダイヤ「〜〜〜!」
レナ「…駄目だよダイヤ…僕がゲームオーバーになるからって一緒に”ゲームオーバー”になるなんて…」
ダイヤ「〜〜!」
レナ「!…ダイヤがそうしたいなら別にいいよ」
僕はダイヤの手を優しく握ってくるっと回る
レナ「じゃあね皆…頑張って脱出して…ね?」
ダイヤ「〜〜!〜!」
僕とダイヤはゆっくりとカエルタマゴに近づいた
レナ「(…絶対脱出してよね…皆)」
そう思い、僕とダイヤはゲームオーバーになった
ユサユサ
…あれ?誰かが僕を揺すってる…?
ユサユサ
僕は目を開けた。するとそこには
???「あ、起きた感じ?」
……変な人が立っていた