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第0章ープロローグ
『 スノードロップと一緒に死になさい 』
『 その汚いスノードロップと一緒にね 』
汚くて、辛くて、苦しくて、毎日死にたいって思ってた私はある人に出会って 本物の愛を知りました。優しくて、切なくて、私に暖かいをくれる人、ねぇ、今の私は 出口も窓もない場所で独りだけど未来の私は出口も窓も。何もなくてもその人と一緒に居たいって思えるほど幸せですか?…私は君にありがとうと何度言っても言い足りない。もっとたくさんありがとうって言いたいのに喉に何かが詰まって言えない…私は、王子様に恋をしました。
第1章ーねずみ色の世界
私の名前はステラ。どこにも居場所がない普通の学生。でも皆とは違うところがある、家に帰ったら当たり前のように暴言、暴力を振るわれる。
私の身体には痣、リスカ、自殺後の傷、だらけ…
誰も私を必要とはしてくれないのは分かってる、けど
愛されてみたい、愛したい。誰かを好きになるってどんな感じなんだろう…どれだけの嬉しさで満ち溢れた世界なんだろう…私には一生来ない世界、一生無縁な世界…
「_ガシャン!!」 醜い音が何度も音を立てる。
「 なんであんたはいつもそうなの!!なんで生まれてきたの!?あんたなんか要らなかったのに。なんで、なんで私の元に来たのよ!!!! 」お母さんは顔を真っ赤にして泣きながら私に言い放った。…お母さんが投げたガラスのお皿、私が小さい頃に母の日にあげたものなのに…すごく大事にしてくれてたのに。気が狂ってお母さんはお母さんじゃなくなった。そのお皿のガラスの破片が私の頬に辺り血がゆっくりと流れる、それすら痛まなかったー
…お母さんの怒った声聞き慣れてるのに涙が毎回出てくる、
パシッ!!
お母さんに勢いよく叩かれ叩かれた場所からも破片が当たり血がゆっくりと流れていた場所からも血が出てくる。私は思わず泣いた
「 は?なんで叩いたぐらいで泣くの?本当ウザイんだけど。殴らなきゃ分からないの?」
お母さん、違う…痛くて苦しくて辛くて泣いているんじゃないの、
「…わか、分かります…だから殴らな、いでくださ、い…っ…」
「気持ち悪い」
大好きなお母さんにこんな事されて悲しいから泣いている。なんて…誰も私の心の内を聞いてくれやしない、聞こうともしない。
床に捨てられたガラス瓶を私に向かって投げお母さんは部屋を後にした。