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こんにちは!
他人の重すぎる過去に勝手にダイブさせられて、情緒がブラジルまで吹き飛んだ雪です!
・・・でも、もう泣くのはおしまい!
詩ちゃんの絶望が、私の胸の奥で冷たく渦巻いている。
でも、それ以上に熱いのが、今も私の「存在」を外側から必死に呼び戻そうとしている先輩の体温だった。
雪「ねえ、奏ちゃん。詩ちゃんは、あんたの死を受け入れられなくて、時間を止めた。だったら、私が無理やりにでもその時計、動かしてあげるわ!」
奏(幼少)「え? だけど、この世界を壊せば、燃料である君の魂は・・・」
雪「死なないわよ! 私の苗字、なめないでよね! 『魂を振るう』創造神の末裔なんだから!!」
私は黄金色の空に向かって、思い切り両手を広げた。
詩ちゃんが100年かけて固めてしまった、凍てついた夕焼けの空。
そこに、私の「氷の創造神」としての力を叩きつける。
雪「先輩!! 聞こえてるんでしょ!? 私が今から、この偽物の空を全部ぶち壊すから!!」
桜街「っ、天之氷振さん!? 君の、眩しすぎるくらいのハッピーエンドへの執着、見えるよ!」
見えてるなら、今の私の最高にイケてる顔も、ちゃんと網膜に焼き付けてね!
突然、黄金色の図書室の天井が、ガラス細工みたいにパリンと音を立てて割れ始めた。
神様たちが消えたときと似てる・・・
でも、あの時の私とは違うのよ!もう、誰にも頼らない!私は、神として降臨するんだから!!!!
雪「詩ちゃん! あんたが欲しかった『ただの明日』は、ここにはない! 私たちが今から、あんたの100年を。今に繋げてあげるっ!!つなげてみせるからー!!!!」