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貴方にまた、会えたなら


何度も殴った 。何度も傷つけた 。貴方に近づく奴らを僕のものにして 、 貴方から全てを奪った 。

ある日 、クラスの人たちで遊ぼうってなって 、貴方を誘った 。でも来なかった 。

当たり前だ 、僕が暴力振るうから嫌になって来なかったんだ 。


そこで初めて知った 。テヒョンイが嫌われてること 。    一人が言った


「ジョングガってよくアイツといられるよな 。」


僕は言った 。


「アイツって?」


「テヒョンだよ笑 アイツホントしつこくってさ 、 最近ジョングガアイツのこといじめてるよなw」


いじめてる … 。そっか 、僕は貴方を虐めていたんだ。


「アイツといてもいいことないし 、ジョングガもベタベタされるから虐めてないで無視した方がいいんじゃね?」


「ちょっと〜 笑 いい言い過ぎじゃねー?」


「いや、しつこい方が悪いだろw」


僕は何を思ったのか 、その次の日から貴方を無視した 。 今思うときっと他の奴らに見捨てられるのが怖かったんだろう 。

だんだん貴方の顔には悲しみが増えていった。

それでも貴方は何も言わなかった 。 僕を見続けてくれた 。 それなのに … 僕は謝らなかった 。






「皆さんに 、 お知らせがあります。」


数時間前の話

ガヤガヤする教室 教師が喋っても誰も聞こうとしない 。


「え〜 、 B組のキム・テヒョンさんが昨日 、 学校近くの川で遺体で発見されました 。 」


…………….. は?


「自殺だったらしいよ 。 何か知っていることがあったら 、 早めに言うこと 。 」


そんなッ そんな訳ないよ 。 だってテヒョンイが死ぬなんて …

有り得ない 。 今も隣のクラスにいる 。絶対


僕は教室を飛び出して 隣のクラスに突っ込んだ 。


🐰「ッッ”、テヒョンイッ!!!」


久しぶりに名前を呼んだ気がする 。

貴方は教室のどこにもいなかった 。

そんな … いつもここに …


急に吐き気がした 。 トイレに走った




🐰「ごめんなさいッ泣」

喉に詰まってやっと出た  、情けない言葉 。

僕は罪を犯したんだ 。 貴方を殺した 。 とても重い罪 。

僕が殺したんだ 。 大好きで 、僕を信じ続けてくれた貴方のことを 。

なんで僕は生きてるの ? 貴方を苦しめたのに 。僕なんか、ここにいちゃいけないんだ 。




走った。

制服のまま 、あの川に 。

貴方はここで死んだ 。いや、僕が殺した 。


ごめんなさい、ごめんなさいごめんなさいッッッ”“”


身を放り投げた 。 冷たかった 。


これで 、罪がつぐなえるわけじゃないけど …

これで会えたら、貴方に謝りたい


待ってて、テヒョンイ


僕はゆっくりと 、息を引き取った。







画像



貴方にまた、会えたなら       〜終〜

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