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ザーザーザーザーザーザー。
雨の音が徐々に強くなっている。
そして、この雨の中一人少女が走っている。
少女「はぁはぁはぁ」。
雨の中傘もささず、一人走って行く。
無我夢中に止まる素振りも見せず、ただひたすら….。
ザーザーザーザーザーザー。
【冴島家 豪邸】
母「あら、今日大雨ね?」。
「彬、傘持って行きなさいね?」。
彬「分かった、てか母さん今日…」。
母「シー、これは内緒よ」。
と言いながら口元に人差し指で素振りを見せルンルンに、話している。
そんな、機嫌が良い母親をヤレヤレと思っている。
すると、ドンドンドンドン。
玄関の扉を叩く音が聞こえた。
ドンドンドンドン。
母「はぁーい、今開けます」。
そ言いながら、母親が鍵を開けた。
その瞬間、全身ずぶ濡れで 息が荒れており、体中傷跡も見える。
母親は、直ぐに少女を家にあげた、少女には軽めの手当とシャワーを浴びさせ、服も貸した。
少女は、細く顔色も悪かった、そしてご飯をあげると、勢い良く食べ始め、腹が大分空いているかのように食べ終わった。
すると、帰ろうとしたそこを彬が止めた、そして少女に話を聞いた。
でも、少女は無口のままだった。
その後もずっと口を閉じたまま、顔も伏せたままで、何も語ろうともしなかった。
彬「何か?、話せないかな?俺探偵だから」。
「何でも君の悩みを解決してあげるよ」。
「う〜ん」。
すると、
少女「わ・た・し・、」。
そ言うと、また黙った。
彬「誰かに、虐待何かを受けたかな?」。
すると、少女は泣き出した。
その30分後、やっと落ち着いたかゆっくり語り始めた。
少女「ある時、ママとパパが変なおじさんにナイフ?って言う物で刺し出したのママとパパは赤いのをで出して、逃げなさいと言ってきたの私は、怖くて逃げて来たの」。
彬「いい情報をありがとう」。
「君の名前を教えてくれない?」。
少女「天月 華奈《あまつ かな》」。
彬 心の声『天月?、ある実験で5歳の少年を殺したと噂されていた大金持ちの元総理大臣とその秘書』。
『夫妻でやるのは初めての快挙と言われていた、その娘』。
『考えろ、その少年は、この大雨の中分かったぞ、この事件のトリックが』。
彬「母さん、この娘《こ》連れて行くね」。
【天月家 豪邸】
彬「早く出て来いよ、犯人さん」。
「ネタは、上がってるぜ、5年前の江ノ島水族館殺しの被害者の父親、そして殺された5歳の息子の元父親、荒牧 康介《あらまき こうすけ》さん」。
「そして、殺された荒牧 匠《あらまき たくみ》の元父親、今は、妙島 康介《たえじま こうすけ》だったな、」。
「あんたは、まず江ノ島水族館に家族三人で来ていた、相変わらず父親の振りをしながらな、その時の総理大臣 天月 浩一郎《あまつ こういちろう》が子供虐待排除プロジェクトを行おうとしていた、これは親にとっては喜ばしいこと、しかしあんたはこれが嫌だった、それは、匠君を虐待していたからだ、総理がこれをニュースで好評すれば、警察は動くそう思って、匠君と元妻 荒牧 和海《あらまき なごみ》さんを水族館で、殺害した」。
妙島「適当なことを言うな〜」。
怒鳴る様に声を荒がった。
彬「お前は、その二人の死体を近くの海にいきした、その後警察に見つかったが、手紙には、天月 浩一郎と妻 天月 香恵子《あまつ かえこ》さんの仕業と記入されていた、しかしあの二人にはそんな機会がないそれは、あの場所に居なかったからだ」。
妙島が驚いて、伏せた。
そして、
妙島「あぁ、全部俺が殺ったよ全てアイツらのせいにする為に、それはな俺が元々プロジェクトしていた、子供安心教育維持プロジェクトを排除したからだ、」。
華奈「それは、違います、パパはそれを実行しようとしていました、しかし、国民がそれを好むかって言われたら虐待を阻止する排除プロジェクトを執行した方が効率が良いと苦渋の判断の上で行ったと」。
華奈「パパは、悪くなかったよ」。
声を震えさせながら、涙を堪えながら言った。
それが犯人に刺さり、泣き逮捕された。
そして、華奈の父と母は、命に別状はなかったと報道が入り、その2週間後退院した。
冴島 彬 一つ目の事件、解決。
次回 第2話。