テラーノベル
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wki視点
結局、近くの公園にやってきた。
あーあ、完全に終わったな、俺。
元貴に見捨てられたら俺、どうすればいいの?
一人で俯いていると、涼ちゃんが走ってきた。
fjsw「わ…、若井…?どうしたの…?」
wki 「え…?あ…、涼ちゃん…?」
ああ、なんでだろ?涼ちゃんを見ると涙が溢れ出てくる。
fjsw「え…?ちょ、どうしたの…!?」
wki 「っ…ごめん…、ごめん…、勝手にでちゃって…」
涼ちゃんは、なにも言わずに背中を撫でてくれた。
wki 「…っ、ありがとうっ…」
fjsw「大丈夫だよ。泣きたい時に泣こ?若井は溜め込んじゃうからさ。」
俺が泣き止んだら、涼ちゃんは、優しく、ゆっくりと聞いた。
fjsw「若井…なにがあったの…?」
wki 「…も、元貴がね。最近帰りが遅くて…俺が夜ご飯作っても食べてくれないし。それで…」
wki 「…それで、今日、朝起きたら元貴がいなくて。すごい心配で、探したの。そしたら、元貴が帰ってきたんだけど…」
wki 「…怖くて、心配だったから抱きついちゃったんだけど…その時、元貴から…女の子の香水みたいな匂いがして…っ…」
fjsw「あ…それは…辛かったね…」
涼ちゃんはまた頭を撫でてくれた。
fjsw「どうする?元貴んとこ帰る?」
wki 「ううん…」
fjsw「じゃあ俺の家行こ?」
そうして俺は涼ちゃんの家に行くことになった。
……元貴、今なにしてんのかな…?
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お互いに想ってるのにすれ違ってしまうの切ない…😢 お話とても大好きです!フォロー失礼します!🫶🏻🙇🏻♀️