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Mrs. GREEN APPLE/涼ちゃんが○んだお話





















〜スタジオ〜

若井「この後一緒にご飯行かない?」

大森「あ、うん…いいね」

若井「どこ行こっかな〜。ね、涼ちゃんは何処がいい?」

大森「…………….わかい、?」

若井「パスタか!いいね〜お店調べとくね(退)」

大森「あ、まっ…行っちゃった」


そろそろ伝えさせてよ。もう見たくないんだよ、おかしくなった若井を

現実と向き合おうよ

涼ちゃんはもう居ないんだよ…











ー数日前ー

大森「涼ちゃん!涼ちゃん!!」

藤澤「……」

医者「、、、、23:06ご臨終です…」

大森「そんな…っ涼ちゃん”!!(泣)」

若井「、、、、、、、、、」


数日前、涼ちゃんは死んだ。病気だったんだ。気付くのが遅くて診断された時にはいつ終わってもおかしくなかった。診断された数日後、楽屋で急に倒れて搬送されてそのまま…

若井は涼ちゃんと付き合ってたんだけど涼ちゃんが亡くなった時も葬式の時も涙1粒流さずにいた。

でもそれは現実を受け入れてないからだと昨日気付いた。これからミセスをどうしていくかって話し合いたいのに若井はまるで隣に涼ちゃんがいるかのように話す。涼ちゃんに、話しかけるんだ

だからスタッフさんと相談してその話し合いは保留になった。涼ちゃんだけ無期限の活動休止を発表させてもらった

ほんとは、、若井も一旦休んだ方がいいんじゃないかと思うんだけど…

“なんで?3人で変わらずやっていこうよ”

なんて言うもんだから諦めた。


苦しいんだよ。不思議とさ…若井が話しかけた先にちゃんと涼ちゃんが見えてくるんだ


一緒に乗り越えよう。若井、大丈夫。僕がいるよ

それを今日はしっかり伝えようと思う













若井「もときー!ここのお店は?口コミめっちゃいいよ」

大森「うん。いいと思う」

若井「ほんと?じゃあ涼ちゃんにも伝えとくね!」

大森「待って….(腕掴)」

俺は若井の腕を掴んだ。若井は表情変えることなく振りほどこうとするから手に力を込める

大森「あのね…涼ちゃんは、、、、」

若井「っあ!見て!ここのナポリタンめっちゃ美味そう!」

大森「え、?あぁうん」

ダメだ。言えない。分かりやすく焦って誤魔化す若井に現実と向き合わせるにはどうしたらいいんだろうか

もう心が折れそうだよ…若井。涼ちゃんは本当に生きてるんじゃないのかな、、、、?

いや、、違う。涼ちゃんは死んだ。…死んだんだ















若井「珍しいね?こんな深夜に呼び出すなんて」

大森「うん。話したいことがあるんだ」

俺は夜中に若井を呼び出した。

若井「どうしたのそんな改まって笑。曲のデモ消しちゃったとか?笑」

大森「…涼ちゃん」

若井「やめろ」

息を大きく吸って話そうとすると若井に口を塞がれた

大森「やだ。やめない。若井、涼ちゃんはね」

若井「やめろ!!…..やめて….」

若井の手をどけて再び話し始めるといきなり大声で怒鳴った。でも段々とその声が弱々しくなって目が潤んでいく。

若井、お前ちゃんと抗ってたんだね。受け入れたくない気持ちに。向き合わないといけないって、ちゃんと分かってんじゃん


大森「涼ちゃんはもう居ないんだよ。死んだの」

“居なくなった”って濁すと笑って誤魔化されそうだったからちゃんとストレートに釘をさした


若井「……….」

何も言わなくなった若井。眉間に皺を寄せ必死に涙を堪えてるのが分かった。俺はそんな若井の肩を抱き寄せた

大森「大丈夫。俺がいるから。一緒に乗り越えよう」

背中をさすってやると首筋に冷たい何かを感じた。あぁ、若井が泣いた。


若井「…あぁ”(泣)やだっりょ”ちゃ”」

もはやほとんど声も出せずしゃくりあげながら泣いている。今まで溜め込んでたものが一気に溢れていくようだった。こんな若井、初めて見た




大森「ねぇ若井。少し休もう?活動。このままじゃ俺達おかしくなっちゃうよ」

涼ちゃんの事をよくからかってイジってたけど、失う前から涼ちゃんの偉大さはちゃんと分かってた。涼ちゃんが居ないとまとまらない。あのどこか繊細な笑顔が見たい。涼ちゃんの優しさに触れたい。

心にぽっかり穴が空いたんじゃない。じわじわと溶けていく感覚。とても痛い

それでも若井は首を横に振った

若井「これ以上….グズッ暇になったら…りょちゃ思い出しちゃ…グズッから休まない…」

別に俺はそれで良いと思うんだけど、、、。まるで涼ちゃんを忘れたいみたいだ。でもそういう事じゃないってことがちゃんと分かるからとりあえず今は若井を肯定しよう

大森「そうだね。じゃあいけるとこまでやってみようか。無理だったらまた考えよう?」

こくこくと頷く若井を見ると俺の目から涙が出てきた。そりゃ俺だって悲しいし苦しいし切ないし辛い。

これから2人。あのほわほわした雰囲気は涼ちゃんにしか出せない。

それでも俺達は出来ること全部やっていく。もう独りじゃないから














涼ちゃんへ

そっちでは元気ですか?見ての通り、俺達は全く元気じゃないです(笑)。元はといえば涼ちゃんが自分の体調を気遣わなかったのが悪いんだからね。涼ちゃんのせいだから!(笑)。若井をこんな泣かせて寂しい思いさせて絶対許さないからね!お前は若井の恋人だろ!

とまぁ、冗談はここまでにして。俺達は意地でもミセスを守るから早くもう一度産まれて会いにきてください。それまでちゃんと俺達を見守ってろよ!涼ちゃんらしくマイペースに笑

ー元貴ー

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