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「…???」
「…………………」
天使だ。天使がいる。
ふわっとした猫毛で栗色よりも少し明るい髪の毛。
くりっとしているがハッキリとした潤いのある目。
身体つきは3、4歳くらいの女の子。
一瞬僕が組んでるユニットの最年長に似てるなとか思ったけど、そんなことあるはずないと思考を振り切った。
「…だぁれ…??」
首をこてんと傾げて此方へ訴えかけてくる。
初めて聞いた声も高く可愛らしいロリの声だった。うーん良い。
ふと、僕が誰かを聞かれていたことを思い出し、取り繕う様に自己紹介をする。
「僕は剣持刀也。高校生のお兄さんだよ。」
そう自己紹介をすると「こうこうせい…!!」と目を輝かせていた。かわいい。
「ぁっ!えとね、あのね…」
急にモジモジ何か言い出したから「どうしたの?」と聞いた。
「おなまえをね、いってなくてね、それでね、」
そんなことか、と思うと、少し言うのが難しいのか、舌っ足らずの声で何とか言おうと頑張っている。がんばれ。
「ゆっくりでいいから。」
「あのね…なまえね、」
そう告げられた名前は、
僕を絶望させるのには容易すぎた。
「かがみはやとっていうの。」
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後日談
「…剣持さん?」
「はい?どうしました?」
「いやなんか…距離開きすぎじゃ?」
「そんなことないですよ。ねぇ?」
「僕達にいわれても…」
「でも俺らが見てもなんかあったんかなって思うレベルっすよもちさん。」
「そうですか。まぁ近づきませんけど。」
「えぇなんでぇ?!」
コメント
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ロリコン …