[人外恋愛][めんおん][妖]
🐷[人間(名家の生まれ)]
🍌[化け狐(神社に住む妖)]
[みーつけた]
これは、俺がまだ小さな頃
🐷[ここ静かで落ちつく〜]
俺はよく神社で遊んでいた、あまり人のこない、夕日の綺麗なお気に入りに場所
[おや君、また来ていたんだね]
🐷[神主さん!]
🐷[神主さん、また聞かせて!狐姫の話!]
[はいはい、また長い話になるから、こっちに来なさい]
その神社には、代々伝わる【狐姫】という人々に豊穣、作物の知識を授け
病や悪い霊を妖術で祓う守り神的な化け狐の話があった
[その姫様も代替わりでこの辺りの土地を守っているんだ]
🐷[神主さんはあったことあるの?]
[もちろん、一緒に紙風船で遊んだのを今でも覚えている]
🐷[へ〜、俺も遊んでみたいな〜]
[当代の姫様は、遊んでくれるかのぉ]
神主さんは、[姫様はいたずらっ子で、かくれんぼが好きなんだよ]と教えてくれた
🐷[見てみたいな、]
<ポン ポン
🐷[この音、紙風船、?]
神社の裏の方から、紙風船が跳ねる音が聞こえた
近づくと童謡も聞こえてくる
🐷[あ、]
🍌[♪〜]
🐷[狐姫、 ]
🍌[Σ(๑ °꒳° ๑)ビクッᵎᵎ]
目の前には、綺麗な着物を着た狐耳の可愛らしい男の子がいた
🍌[ε”ε”(ノ⸝⸝>ㅁ<)ノ]
🐷[、待って!]
🍌[、、、]
その子が振り向いた瞬間に、心臓からドクンッと音が聞こえた
🐷(かわいい、 )
🐷[な、名前、教えて]
🍌[、おんりー]
🐷[、俺はMENってんだ]
🍌[MEN、]
🐷[俺、友達いなくてさ、友達になってくれない?]
🍌[うん、よろしく]
それから、毎日のように俺はおんりーと神社で遊んだ
そして、俺が中学生になった時
🐷[おんりー]
🍌[ん?]
🐷[俺、おんりーが好き、、、恋愛的な意味で///]
🍌[、、、///]
🐷[、ごめん、急に ]
🍌[MEN、]
🐷[?]
🍌[本気なら、俺のこと見つけてね?]
🐷[え?、、、]
🐷[、もちろんだ]
それから何年か経った、俺は18歳になった未だおんりーとのかくれんぼは終わっていない
言っていなかったが俺には婚約者いる、好きでも何でもない親の決め事で結婚する
🐷[、おんりー]
チリン
🐷[!]
ダッダッダッダ
突然聞こえた鈴の音、この鈴の音はおんりーが付けていた簪の鈴の音だ
その音に導かれて全速力で走った
🐷[はぁ、はぁ]
季節違いのイチョウの木、その下で立っている同い年くらいのあの子
🍌[、、、]
🐷[おんりー、]
🐷[みーつけた]
🍌[、見つかっちゃった]
🐷[おんりー、なんで、かくれんぼなんて、]
🍌[途中で、諦めちゃえば良かったのにッ、(小声)]
🐷[え?今なんて、]
🍌[来ちゃダメ!]
🐷[ッ、なんで]
🍌[ここからは別領域なの、人間が入ると死人として扱われちゃう]
🍌[だから、来ちゃダメ]
🐷[入れないわけじゃ無いんだな?]
🍌[え、?]
🐷[こんな世界で俺は生きたくない、おんりーといた時が俺は俺でいれたんだよ]
🐷[我儘だって分かってる、でも、行くなら俺も連れてってくれ、!]
🍌[、、、良いの?]
🐷[良い]
🍌[、妖や神に言ったことは、絶対だからね?]
チュッ
🍌[、どう?、なにか変化とか感じられる?]
🐷[何かが湧いてくる感じがする、]
🍌[これでMENは俺と同じ力が使えるからね]
🍌[、行こっか]
🐷[ちょっと待って]
🍌[ん?]
🐷[キス、もっかいお願い]
🍌[はぁ?//]
🐷[、かわいいw]
𝑒𝑛𝑑
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