テラーノベル
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-注意事項-(※必読)
↪dc5二次創作 否 御本人様に関係なし
↪dc5様からqnmn様 否 地雷注意
↪タヒネタ含み 否 観覧注意
↪病み系多少有り…?
↪年齢操作有り
↪下手くそ注意
※苦手な方はご観覧非推奨
※追放等はお控え下さい
〖 嫌いな言葉 〗
「さよなら」
そう告げられたあの日。
君はもう、どこにも居なくなった。
追い詰められた星はもう1人
時から背けた。
とある夏の日、
遠く離れた幼馴染の1人から1通の手紙が届いた。
手紙を読んで俺は驚愕した。
光を纏ったはずの君が……最愛の人が居なくなった。
その日からだ。
生きる意味を失い、生気がなくなった人形になったのは___
君はいつでも明るいまま。
君の笑顔は太陽で。
反対側の月は俺。
正反対の俺ら___
でも幼馴染。
だから君にとって俺は “ 特別な存在 ”
ただ自分がそう思っていたいだけだったのを知らずにね。
特別な存在だから〖 嫌いな言葉 〗を言われても信じてた。
「 信じて大丈夫。 」
暖かな言葉に俺は包まれる。
〖 嫌いな言葉 〗だけど君になら大丈夫。
君の言葉に安心する。
けどそれと反対に、、
( 嗚呼……離れないで )
その思いが一方的に膨らんでいく。
そう思うほどに心は苦しくなる。
けど君がいるなら大丈夫。
苦しいことは何もない。
だからなのに____
「ごめん、qn、俺……引っ越すことになった」
「ッぇ………、、」
安心していた、信頼していたはずなのに…
やっぱり人は口先だけ、 “ 嘘 ” をつく。
「qn……?」
嗚呼、触れないで………
嘘でも優しいその手で穢れた俺に触れないで。
「触れないで」
傷つけたつもりは無い。
気持ちが君へ素直になれない。
素直になれない。なりたくない。
だから俺は自分を恨む。
素直になれない自分に、裏切られたような感覚に陥る自分。
「ッ………」
俺の目には少し赤く腫れた君の目が映る。
「ごめん……」
去り際に俺は君を見ずに走り去ってしまった。
君とのお別れは告げなかった。
告げればそこで終わるような気がして、
離したくないから繋いだままでいたい。
この『 幼馴染の糸 』
どの関係でもあっていいから千切れないでいて___
だから今でも馬鹿な相棒(幼馴染)を待っている───。
だから馬鹿なのは俺の方。
二度と会えない幼馴染に期待して。
勝手に病んで、メンヘラみたいになって。
バカバカしいにも程があって最低だ。
けど君の幸せは願ってる。
もう君の隣には立てない。
だから願ってる。この穢れた手であったとしても。
重く繋がれた鎖(拘束)があったとしても。
最愛の君(相棒)の幸せを願ってます__。
「 さよなら 」という最期の言葉を手紙に残し、君へ送って。
君は〖 嫌いな言葉 〗があったよね。
「 信じて大丈夫。 」
君が一番大嫌いな言葉。
信じたのに裏切られるから。
口先だけならなんでも言える。
けど実際にはと言われるとそうじゃない。
‘ 口先だけの嘘 ‘
僕はね、君の言葉を裏切った。
嘘をついたんだ。
過去も未来も、今も───
君へ、〖 嫌いな言葉 〗を向けたんだ。
君が時から離れてしまったのも……
きっと “ 俺 ” のせい。
最愛の人(相棒)はもう居ない____
「教えてくれよqnッ、なんで、…っ」
君の最期の手紙を貰ってから一睡もできていない夜中。
口にはネバッっとした嫌な唾液が絡まって最悪な感覚。
窓からは陽が照らして部屋を暖かくと包み込む。
「幸せなんて……まっぴらだ……、(笑)」
そう微笑んで僕は____
君と同じ所へゆくんだ。
〖 嫌いな言葉 〗がない所へ────
時から背けた
制作者からの一言
↪なんか書きたくなった……
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