テラーノベル
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花吐き病パロの前に、これだけ。
今回貴方様が見つけられた物語は、
「 君を救うために。 」 という星からできた本となっております 。
⋆ BL 茈赫 キャラ崩壊 口調違い 暗め 🔞 あ✘る舐め り✖︎か OD etc… 表現あり
地雷に当てはまった際は、御引取りくださいませ 。
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「 なつ~、飯… 」
深夜1:00。
かなり遅い時間だが、気分転換に飯でも食いに行かないか、と 大切なメンバーである、なつを誘いに彼の部屋の扉越しに声をかける。
しかし彼から返事は返ってくることがなく、なにかあったのかと不安になり、耳をすましてみる。
すると、中から男性の泣き声が聞こえた。
良くないとはわかりつつも、鍵を開けたままの彼の部屋へ入らせてもらう。
俺の目に飛び込んできたのは、
血に塗れたカッターを片手に泣きじゃくる彼の姿。
左手首はズタボロに刻まれており、
飲みかけのペットボトルは 倒され、錠剤やら粉薬やらのゴミがそこら中に散乱している。
彼の方に目をやれば、
「 ぁ…え… 」
と小さな声を発し、驚いた顔をしていた。
「 ッかえ、って…っ、 」
「 なんで? 」
「 こんな…ッ、見られたくッ…ない…っ、 」
途切れ途切れになりながらも、しっかりと返答してくれる彼を抱きしめ、背中をさすってやる。
すると彼は大粒の涙を零し、俺の肩を濡らした。
「 ッぇく”ッ…ふ…ッ…ぁあ゛ぁぁ”…ッ…!!! 」
「 …ん、辛かったな 」
「 ぁ…あぁ….ッ、ぁあ”ァあ””___ッ…!!! 」
次第に体は縮こまっていき、俺より少し高いはずの彼の体は俺の腕の中にすっぽりと収まっていた。
俺の服を掴み、胸元に顔を押し当てて泣きじゃくる彼を、ただひたすら撫でることしかできなかった。
少し時間が経ち、彼の涙も収まり、危険物を遠ざけることにも成功した。
「 …大丈夫? 」
「 ッん…ごめん、っなさぃ…ッ 」
「 謝らんでいいって、 」
なにが彼をそうしたのだろう。
そして、なぜそれをする前に止めることができなかったのだろう。
どうすれば、これを止めることができるのだろう。
「 …寝る? 」
寝ることを促してみるが、彼は首を横に振った。
理由を聞いてみれば、寝ることができないと返ってきた。
「 睡眠薬、飲んでみる? 」
「 …効か、なぃ…ッと、思、う… 」
「 え…? 」
「 …いっぱい…飲んで…ッ耐性、ついちゃった…かも… 」
ODの際に飲んでしまったのだろう。
飲みこぼした錠剤や、溢れてしまった粉状のものが彼の周りに位置している。
「 …寝たい? 」
「 ……うん…、ず、っと…寝れて、ない… 」
彼の綺麗な目の下には、うっすらと隈がみえる。
ここ最近かなり忙しかったため、本当に寝れていないのだろう。
「 …一つだけ、方法思いついたけど… 」
「 …え、? 」
彼は、驚いたような、喜んでいるような、やっぱりそうでもないような、不思議な顔をした。
「 ……せっ✘す、 」
「 ………んぇ、? 」
「 せっ✘すして、トばす。 」
「 ….え、?んん…、?/// 」
そんな簡単にトばせるかどうかはわからないが、疲れて寝ることだってできるはず。
ただの、メンバー、相棒。
そんな奴に抱かれるのはきっと嫌だろう。
「 …嫌だよな、ごめんな。 」
「 ッえ、 」
「 …でも、ッ…心配、でさ… 」
「 …、! 」
心配している旨を伝えると、彼は俺の腕の中から抜け出し、ごろんっと仰向けになった。
「 ッいい、っから…/// 」
「 …きて……、?/// 」
その言葉に甘えさせてもらうことにした。
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朝日が登り始めた頃、未だ部屋には汚い水音と妖艶な喘ぎ声、ベッドが軋む音が響いていた。
突いてやる度にモノから液体を吹き出していた彼は、
もうなにも出なくなって足をガクガクとさせている。
彼の胸元の突起物は少し赤く腫れ、ぷっくりとして。
彼の首元にはたくさんのキスマと噛み跡があって。
彼の細い腹は、俺のをたくさん注いだため、少しだが膨らんでいる。
一方、俺の背中にはたくさんの引っかき傷ができ、
舌が未だに彼の中の味がする。
彼の左手首の傷が痛まないように、優しく、優しく抱いた。
彼は受けの才能があったのか、元から敏感なのか、俺の汗が体に飛んだだけで絶頂するようになってしまった。
最奥を何度も何度も突き、更に奥へと行こうとすると、彼の意識は飛んだ。
何時間ほどやったのか、そんなのもわからないが、ぐしょぐしょになったシーツと、穴から液体が溢れ出ている彼、汗まみれな俺。
後悔しても遅い。
メンバーと、やってしまった印がそこにはあった。
彼を寝かすため、そうはいってもメンバーなのは変わらないし、男同士なのも変わらない。
これから顔を合わせる度に、今晩のことを思い出して、きっとうまく話せない。
目には涙を浮かべ、唾液まみれな口を大きく開けて、喘いで、絶頂して、白濁色の液体を放出する彼を。
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数日後
運悪く、その日はダンス練があった。
ちなみにあの夜は彼の家に泊めさせてもらっていて、後処理を済ませて、彼に謝ってからすぐに帰宅した。
スタジオにつくと、待っていたのは仮眠をとっているなつだった。
ひとまず、寝れていることに安心する。
服は長袖で、傷跡は綺麗に隠されていた。
らんがなつを起こし、ダンス練が始まる。
ストレッチやら筋トレやらも終わり、もう汗だくになってしまった俺は上に着ていた長袖の服を脱ぎ、半袖になる。
いくら冬場だからといえど、運動すると暑くなるものだ。
すると、完全に油断していた俺へ天罰が下る。
「 いるま裙…それどーしたの? 」
と、引っかき傷をメンバーに疑問に持たれた。
そういえばこんなのできてたわ、と焦ってなつの方をバレないように盗み見してみると、
彼は顔と耳を真っ赤にして俯いていた。
こんなに暑いのに長袖も脱がず、その上首元も隠れている彼の服装に合点がいった。
「 あー…えと、最近親戚の家行ったら猫に引っかかれちまってさw 」
適当に嘘をついてその場を逃れたが、次に捕まったのはなつだった。
「 暇ちゃん、暑くない…? 」
「 …へ、ッ?!あぁ、大丈夫…w 」
普通に心配をしての言葉だろう。
だが、俺となつにとっては悪魔の囁きのように聞こえた(
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ダンス練が終わり、なつと顔を合わせるのも怖かったため急いで帰る準備をする。
すると、なつに声をかけられた。
「 …んね、いるま 」
声の方に振り向くと、少し泣きそうな顔をした彼がいた。
「 …俺ん家来るか? 」
「 …! 」
彼は首を縦に振った。
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家につくなり、寝室へ彼を運び、わざと水音が響くように口内を舐め回す。
甘い喘ぎ声が口から漏れ出て、とてつもなく可愛いと感じてしまった。
「 どう?満足? 」
口を離し、彼の目を見て聞いてみれば、少し俯きながら、俺の服の裾を掴んでくる。
「 …ッお前…っ、/// 」
「 …ッ、/// 」
「 前と同じこと…ッしたい…っ、/// 」
「 ッだめ、だって…/// 」
「 …いるまが帰ってからもね、しちゃったんだよ、? 」
「 手首、また傷ついちゃった… 」
「 …! ッはぁ…っ、/// 」
「 今回で最後な、?/// 」
「 ! うん…ッ、/// 」
また、同じ過ちを犯した。
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そこから何回も、何十回も彼と体を重ねた。
毎回、これで最後、なんて言っても、
なつから またやっちゃった、と申告があれば、その日の晩は寝かせない。
朝はぐっすりと眠っているが。
彼の手首には絆創膏が大量に貼られている。
何度やっても、り✘かをやめてくれない。
いっそのこと、せっ✘すだけしまくって依存させるのもひとつの手だと思うようになってしまった。
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1年後。
「 あ、おかえりっ 」
「 見て、もう手首治ったよ? 」
「 はは、それ聞いたってw 」
「 あれ?そーだっけw 」
家に帰れば、優しい笑顔が俺を迎えてくれる。
「 んね…今日もやりたい♡ 」
「 えぇ…まぁいいけどw 」
やりたいと申告があった日は、どれだけ疲れていようともやることにしている。
もう、り✘かもODもやらせないために。
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赫 side
1年前
同性愛者の俺は、メンバーに恋をしてしまった。
誰にも相談できないまま、どんどん彼に堕ちていく俺をどうにか止めようとする度、しんどくなって、り✘かにも、ODにも手を出した。
それでもそれがなくなることはなくて。
たまたま大好きな彼が泊まりに来た日。
やっちゃだめだってわかっているのに、またしてしまった。
すると、彼にバレた。
それでも彼は、俺を責めること無く、優しく、本当に優しく抱いてくれた。
その日、とてもよく眠れたのを覚えている。
大好きな彼と、繋がれる。
そんな快楽を覚えてしまった俺は、彼としたい、それだけ。その一心で、
り✘かもODも何度もして、また彼に抱いてもらった。
ずるいって、彼を心配させてるって、わかっているのに、たった1回体を重ねただけで、彼に依存してしまったのだ。
そんな生活が続いていき、とある日、り✘かもせずに、ただやりたくなって誘ってみれば、嫌な顔ひとつせず相手してくれた。
最中、好きだよ、なんて言われて。
俺もだよ、なんて答えたら甘ったるいキスを繰り返されて。
メンバーにも、リスナーにも、誰にも内緒で、お付き合いをすることになった。
現在 同棲しており、り✘かの跡も綺麗さっぱり無くなった。
アンチコメとか、他にも色々あって病んでしまったら、真っ先に彼の所へ行くようにしている。
優しく、暖かく、抱いてくれるから。
俺にとってのお薬は君だったんだね。
これからもずうっと大好き。
たくさんたくさん、依存させてね。
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「 君を救うために。 」
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君を救うために、過ちを繰り返した茈彡と、
快楽にハマり、茈彡に依存する赫彡のお話でした。
茈彡に抱いてもらうために、自身の手首を犠牲にしてしまう赫彡。
それでも、きっと赫彡にとってはそれですら快楽になっていたのかもしれませんね。
茈彡が過ちだと感じていたものも、実際は赫彡にとって一番の”幸せ”だったのかもね。
なんてお話です。
如何でしたか!
主的には好きなお話です(
近日、花吐き病パロと浮気系書きます
おつりむ
コメント
10件
依存系(?)めっちゃ好き…🫶 最後、二人が幸せで良かった…
大好き♡
やっべ茈桃になってた 記憶消してください(?) 茈桃地雷なんよねーって話よくするけん予測変換に出てきてもうたっぽいです すみません🙇🏻♀️՞ てか皆様ちゃんと注意書き読んでくださってるんですねありがたい...