「おい、いく丸あっちのホテルか?」
「あっちの白いホテルだじょ〜!」
☆ヴォーン ヴォーン ヴォーン☆
海辺に大きな音でサイレンが鳴った。
「なんだ?この音はなんだ?いく丸?」
「緊急事態のサイレンだじょ〜!」
「喜んでる場合じゃねーだろ、向かうから赤い旗を持った犬達が大勢こっちに向かってるじゃん?
何者なんだ?」
「あれは・・・わんわん警察特殊部隊レッド・ドック・・・だじょ!」
「名前長くね?短くならねーのか?」
「わん警だじょ、普段見かけないじょ。」
「とりあえず状況ヤバイ感じ、早くホテルに逃げ込もうぜ!」
いく丸は濡れた足をフキフキしていた。
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