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────【女と男どっちがお好み?】
学生時代から俺は変だった。同じクラスメイトに対して抱くのは”性欲”だけだった。
あいつのあそこはデカそう。
あの子の胸絶対柔らかいじゃん。
そんなことばかり授業中考えていた。
こんな俺でも高校を卒業出来た。俺は仕事に就いた。立派な仕事だ。
金を出せば誰にでもご奉仕をする。簡単な仕事だろ?女男関係なく相手をする。俺には変な力があった、よく漫画とかで見る【異能力】だった。俺の異能は性別を転換させる。だから、俺は来た客に必ず最初にこう聞いた。
【男と女どっちがお好み?】
珍しい客もいた、男だが男を所望したり、女が女を所望したり、だが俺は別にどうでもよかった。快楽さえ手に入れば何でも良かった。どんなきもいおっさんでも、好みじゃない奴でもご奉仕をした。
変な奴だって?好きに言えばいい。
俺はこの仕事が大好きだ。
路地で金属の装飾がぶつかる音が聞こえたら何時でもおいでよ。俺が相手してあげる。