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そのときの宮本の抱き着き加減で、いろんな欲求を判断している橋本。
凭れかかるように躰をくっつけるときは、すごく眠い証拠。力仕事がハードだった日は、こんな感じで躰をくっつけたあとに、橋本に抱きつく。
大きな躰をよいしょと抱えて運び、ベッドに横たえた後で眠りにうまく誘うべく、頭を何度も優しく撫でた。
橋本を後ろから囲むように、優しく抱き締めるのは、仕事で失敗して落ち込み、子どものように甘えているとき。
愚痴を引き出すために「どうしたんだ?」と先に話しかけるのが、宮本の落ち込みを軽減させる働きをする。
抱きつく腕の力加減が少し力強くて、いつも以上に密着度が高い場合は、誰かに嫉妬しているときだろうか。
仕事の関係上、たまに宮本のデコトラと黒塗りのハイヤーが出逢うことがある。お客様に無償のサービスをほどこす橋本を宮本が目の当たりにした日は、大抵こんな抱きつき方をした。
首元に顔を埋めて鼻息を荒くし、橋本の香りをここぞとばかりに堪能しているときは、性的に興奮しているときだった。
当然ここから、容赦のない責めをはじめる合図にもなっている上に、これをしている宮本は、抵抗する橋本を解放する気は一切ないので、上記にあげた抱きしめたときの状況判断をしようとしても、まったく意味をなさない。
仕方なく…いや喜んでその身を、橋本は宮本に提供するのだった。
愛でたし♡愛でたし