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作業を終え、僕はグガを連れて作業室を出た。


ジミンは世間で言う”リア充”の甘い空気に耐えられなくなったのか、それともただ早く退勤したかっただけなのか。

作業が終わると、速攻で荷物を背負い、会社のビルの隣の棟にある宿舎へと戻っていった。


ナムジュニヒョンと、ホビヒョンは、朝ごはんを済ませていなかったようで、会社内にあるカフェテリアに向かい、


シュガヒョンとジンヒョンは、作業室の中で、ナムジュニヒョンに渡された曲のサンプルを聞いている。


僕の沸々と湧き上がってくる欲望を果たすために、早く家に帰ろうと思っていたのに。

あ、一応僕らには宿舎と、マイホームが用意されるんだけど、僕とグガはたまに宿舎に泊ったり、たまに家に帰ったり、そんな感じです。


まぁ、早く家に帰ろうと思ってたんだけど、グガが 作業室に鞄を置き忘れたっていうから、作業室に取りに帰ると。


ガチャッ…


「ンァッ…ンンッ…」


あ…。

何も見なかったことにして、とりあえず扉を閉めた。

作業室の悪いところ。

音楽を制作したり、録音したり。

音楽に関する事をする部屋の為、部屋は完全防音仕様になっている。

だから、外からは何も聞こえないし、中からも外の音が一切遮断されている。


だから、例え誰かと誰かが人のいない作業室で何かを始めていたとしても、外からは仲の様子が一切分からないのである。

完全防音仕様、ガラス扉には防音のカバーが張られてあるため、外から中の様子が見えない。

だから、まぁ。

作業室でシようと思えば、出来るって事。

これが、作業室の悪いところだ。



「ぐが、バッグの中って何が入ってた?」

「んと…サンプルとか…あと製作途中のデータとかです…」

「それは結構マズイ…」



明日に新曲の録音があるのだが、録音までにサンプルを聞いて、練習しておかなければいけない。

という事は…今日、グガのバッグを練習室に置き去りにしてしまったら…期限が明日までだから…だめだ。

でも…あの雰囲気の中、取りに行くことは…。


僕は音を立てないように細心の注意を払い、作業室の扉を開け、中に入る。


右目の隅の方に、ジンヒョンに熱いキスをされているシュガヒョンの頭が見える。

シュガヒョンは、僕に対して背中を向けているから気づいていないようだが…。

がっつりとジンヒョンと目が合う。


「クチュクチュッ…ジュルッ…ンンッ…」


まるで僕に見せつけるかのように、甘く深いキスを続けるジンヒョン。

そして、僕ににやっとした視線を投げる。

シュガヒョンも、普段は絶対に聞かせないであろう声を出す。

この作業室、音楽専用の部屋だから、結構壁が反響するんだよな…

いやらしい音が部屋に響く。

僕はグガを犯したい衝動を必死で抑え込み、作業室の隅にあったグガのバッグを乱暴に取る。

そして、ジンヒョンにぺこっと頭を下げ、甘い雰囲気に包まれている作業室を出た。


扉の隙間越しにシュガヒョンとジンヒョンの熱いキスを目撃してしまったのかしらないが、真っ赤になって廊下に立ち尽くしているグガ。

可愛い。


「グガもあんな事、されたいんだ ?」

「ッッ…!そ、そんな事…無いです…」


どうやら、図星をついたみたいだ。

途端に顔をこれ以上ないほど真っ赤に火照らせる小さくて可愛いうさぎ。

グガは何を思ったのか、バッグを開き、紙とペンを出し、何かを書き始めた。

そして、楽譜についていたマスキングテープを剥がして、今書き上げた紙を作業室のドアにペタッと貼り付けた。



“危ない。侵入禁止”



ああ、ヒョンたちが真っ最中だからって事か。

いちいち、やること成すことが可愛いんだよな…。


「これでよしっと!」


満足げにその紙を眺めて、帰りましょ、ヒョンって手を繋いでくる子ウサギ。

可愛い。

いつもなら恥ずかしがって、中々手をつないでくれないのに、ぐがから繋いできてくれるなんてさ。

嬉しくて、ぎゅっと握り返した。


会社を出て、外に止まっていたマネージャーさんの車に乗る。


「よろしくおねがいします。」

「よろしくですっ。」

「はい。分かりました。」





・・・・・・・・・・・・・・





ガチャッ。


「疲れたーっ」

「そうだな。」


でも、疲れてても休ませないよ ?

今までのは、全て前菜に過ぎないのだから。

メインは、これから。



「グガ、お風呂入る?」

「もうですか ? まだお昼だけど…」

「明日、収録スタジオが結構遠いから、早く寝た方がいいかなって思ってさ。後、疲れたでしょ?今日。」

「あ、確かに…そうですねっ、じゃあ、僕、入ってきますっ」



お気に入りらしい、くま柄のパジャマを持って、お風呂場にたたたっと走ってゆくグガ。

結構、長く使ってるパジャマだから、この前新しいパジャマ買ってあげたのに、何で古いやつを使うのかな?

そう疑問に想い、お風呂場に走って言ったぐがを捕まえる。


「新しいパジャマ買ったけど、そのパジャマでいいの?」

「んぇ?あ、このパジャマ、お気に入りなんです~だって、ヒョンみたいだから!!」

「ん…?なにが??」

「この柄ですッ !! くまさん柄、テヒョニヒョンだから、このパジャマで寝ると、ヒョンに抱きしめられてるみたいで、何か落ち着くんです~ッ」


………。

無意識なんだろうけどさ…。


「ねぇ、グガ、誘ってんの?」

「ふぇっ…?」


その驚いた時に出る可愛い声もさ、くま柄のパジャマ持ってるとことかもさ、

全部全部僕の事を誘ってるように見えるんだよね。本当に。

僕に抱きしめられてるみたいで落ち着くからくま柄のパジャマを着るって…もう。

無自覚なんだろうけど、誘っているようにしか聞こえないんだな、本当に。


僕はグガの手を引き、お風呂場に連れてく。


「ひょん?」


不思議そうな顔で僕の顔を覗き込むグガ。

だから、無言でグガの来ていたT-シャツを脱がせる。


「ッッ…!! ひょ、ひょん…ッ !?」


シャツまで脱がせる。

グガの二つの小さな突起は、ピンク色に染まっていて今にもぷつんと弾けそうだ。

ああ、今すぐ指で弾いて、転がして、焦らして、虐めて、可愛がってやりたいな。



そしてグガのズボンのベルトを外し、グガの細くしなやかな手首を後ろにして、結び合わせた。

身動きが取れなくなったグガは、慌てている。


「ひょ、ひょぉんっ…な、何してるんですかっ !?」


グガのズボンのチャックを慣れた手つきで下ろして、ズボンを脱がせる。

トランクスもゆっくりと脱がせていくと、見られていることを意識しているのか、恥ずかしそうに足を閉じて、もじもじとするグガ。


「や、やめてくださいっ…恥ずかしい…ですぅ…」


全て脱がせた後、自分でシャツを脱ぎ、上半身裸になると、グガは照れたように目をつぶる。


「何? 俺の体くらい、見慣れてるだろ?」


気分が高まったのか、一人称を”俺”と言ってしまった。

まぁ、別にいいか。


「いつももっと恥ずかしいとことか見せてるくせに、何、今更恥ずかしがってんの~?」

「だ、だって…ヒョンの体…き、綺麗だから…真っすぐ見れないっ…」

「さっきからそんな事ばかり。やっぱ誘ってんのかな?」


僕は自分のズボンとトランクスも脱ぎ手を拘束され、身動きが取れなくなっているグガを連れ、お風呂場に入った。

さて、まずは何から始めようかな。





前回の♡3501、ありがとうございますっ!!

嬉しすぎて、小躍りしました。

でも♡3600は大変だと思うので…

♡→2500以上…(期待してもいいですかね?)

そゆことで、♡2500以上きたら、続き出しますっ


次回。

グテのお風呂シーン。


コメントも励みになります~

狂う程に乱れるほどに貴方を愛したい。

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コメント

2

ユーザー

続きみたいなァァァ

ユーザー

グク可愛い過ぎて😍😍😍 続き待ってます!!!

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