夏の花嫁
この世界には四季の神っちゅーのが存在する。俺はその中の一人、『夏の神』zmや。春の仕事が終わって変わりに人間界に来ることになった。はよ、日本を夏にしなきゃあかんと山を登っていたら一人の少年に会った。そいつは、棒が立っていて盛り土が乗っただけの滅茶苦茶簡素な墓にお参りをしていた。
zm「なぁ」
rbr「ビクッ…誰や、あんさん。格好から見るにお偉いさんやろ」
zm「せやな、お前はなんでここにおるん?」
rbr「俺は母の墓参り。昔ここで雪崩に巻き込まれて死んでもうたんや…ははっ」
笑うお前はとても消えそうなか細い声をしとった。見るからに12、13くらいの年頃だろう。もう、家族を失っているのかと思うと神はなんて残酷なんだろうと思った。なんていったって気分一つで人間一人一人の運命を決めてしまうことができるからな。
rbr「あんさんこそ、なんでここにおるんや?こんな場所、貴族が来るような場所ちゃうし」
zm「俺は………。旅人や」
rbr「ほ~ん……。この山は夜狼が出るから危険や。俺ん家案内するで」
zm「お、おぉ。ありがとな(ニカッ」
人間ってこんなにすぐに自分の家を見ず知らずの人間に紹介するんか、、?危ないわ、、。ほんまに
rbr「………バカ」
zm「え⁉︎なんで罵ったん⁉︎」
rbr「んふふw…別にぃ?ww」
zm「えぇ、教えてや!」
rbr「いやや!」
そして、rbrはこの時から内緒事が好きやったんよなぁ、、。
zm「まぁ、それがオモロかったからええんやけどな…w」
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