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#らこゆら
海月 玲愛 @ スパレイ
311
ミモザ
146
クラマホ様
17
トド村
72
チリン
《失礼します。》
「..誰ですか?」
《私は,ミホと申します。》
《ご用件は何でしょうか?》
何も考えず押したから要件はないが,ここら辺が気になるので知りたい。教えてくれるかは知らないが。
「ここら辺のことを知りたいです。」
《そうですね,貴方は新人さんでしたか,それでは案内しますね,》
《ここは,食堂です。貴方も昨日行きましたかね,?》
「えぇ,そうですね..」
《主にここでの食事は,ご飯や味噌汁,野菜炒めなどがてますね,たまに麺類なども出ます。》
「肉や魚は食べないんですか?」
《はい。私たちは肉や魚は食べないんです。》
「昨日の内臓は..?」
《..知りたくないかもしれませんよ,》
《次のとこに案内しますね,》
結局は答えてくれない..嫌な想像をしまた胃が重くなる。
《ここは,図書館です。》
「広いですね,」
《そうですね,ここでは一億九千万冊もあるんですよ,》
「へぇ..あれは?」
本に紛れて見えなかったがなんだか扉がある。
《あそこは,特別資料室です。特別階級が入れるんですよ,》
あそこに入ればここから抜け出せる方法ご見つかるかも…
《やめた方が良いですよ,》
「え,」
なんだか心が見透かされた気がした..。
《次は..一応説明しときますね,》
《ここは,処刑部屋です。》
大きなベルがあり,なんだか,暗く気味悪い部屋。血痕なども床に染み込んでいる。
「..ここで誰か処刑されたんですか..?」
《…はい。ここでは,シリネス様が処刑されました。他にもここから抜け出そうとする人や,この宗教を壊そうとする人なども..》
「..シリネス様って誰ですか,?」
《アイ様のお母様です。なぜ処刑されたかは不明です。》
《あんなこと無駄なのに..》
そんなことを呟いたミホはどこか怪しく悲しい雰囲気だった。
《貴方はもう行かないでね,》
「..はい,?」
《これ以上話すと私の首も危ないですし,お部屋に戻りましょうか,》
「辞めてよ!!」
《だって,そうしなきゃ危ないもん!!》
「うるさい!あんたなんてお姉ちゃんじゃないもん!」
「あれ,」
夢だったのか,なんだか変な感覚だ,あぁ早く家族に会いたい..
「あれ,家族って誰だっけ…?」
まずどこで生まれた?家はどこ?家族の顔は?
「私誰だっけ」
コメント
1件
うわ、第5話読み終わりました。今回も不気味さがじわじわ来ますね…。ミホの「知りたくないかもしれませんよ」の含みと、処刑部屋の話がゾッとしました。そして最後の「私誰だっけ」、ここにきて記憶の消失が明かされるとは。ここまで読者に断片的な情報だけを見せてきた構成が効いてます。設定の輪郭が見えそうで見えないもどかしさ、好きです。続きが気になります!