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第十四回
今、僕は巣の中に居て制服に着替えて学校に行こうとしていた。
アザラシ「よ~し!行こっかな~。シロクマ君元気かなぁ、、、」
と呟きながらドアを開けたら、
シロクマ「おっ、おは~。」
アザラシ「え?!シロクマ君?!」
目の前にシロクマ君の姿が。
シロクマ「今日いつもより早く起きた。((実はシロクマ君は朝が弱い。」
アザラシ「そうなんだね!」
教室に行くと、いつものメンバーたち。
転校生のホッキョクギツネ君とも、もう皆と馴染めるようになった、、、、
のだが、、、、
シロクマ「~~~~~~~ッ!!」
アザラシ「ん、どうしたの?」
シロクマ君は顔をしかめていて、、、。
シロクマ「あいつ見てると腹が立ってくるんだよ、、」
アザラシ「、、、、、、、あ~アハハ、、、」
どうやらシロクマ君は馴染めて無さそうだった。
そんな中、、、、。
男子の一人「なぁなぁ皆、、、」
皆『『なになに~~~』』
アザラシ「突然なんの呼び出しなんだろう、、、」
シロクマ「どうせ、くだらないことだろ」
男子の一人「誰でもいいけどさ、今度の休日フレンドリーパークにでも行かね?」
アザラシ「フレンドリーパーク?」
フレンドリーパークとは今すごく流行りの場所だ。
人々はよく旅行で行くらしい。
SNSでも映えるとして人気がある。
フレンドリーパークにはアトラクションや、レストランもあり、
可愛らしい着ぐるみにも出会うこともあるらしい、、、。
僕は凄く行きたくなった。
シロクマ「興味ねぇわ、、、、。」
行きたい希望もある矢先で、横では嫌な顔をして睨むシロクマ君の姿が。
男子の一人「はぁ?じゃあ行かなければいいだろ?」
シロクマ「そんな所行くわけねぇよ。」
男子の一人「あ~あ。シロクマ君てホントつまらないよね~。」
皆がザワザワと騒ぎ始めてしまった。
アザラシ「もう、やめようよ。誰だって意見は分かれるんだからさ!」
男子2「ふ~ん。じゃあそう思うならやめるわ。」
そう言って、この話題からは皆は離れてしまった。
シロクマ「あ~~つまんねぇな~~」
僕は、休み時間にシロクマ君と話しながら廊下を歩いていた。
すると、
ヤンキー男子「おいゴラァ。お前金あるよな?」
???「いいえ。ないです。」
ヤンキー男子「あぁん?じゃあ飛んでみろ。」
アザラシ「え!?あれヤバい奴じゃ、、、」
シロクマ「ん?ああ。ちょっとお前はここに居て。」
アザラシ「うん。」
シロクマ君は、堂々とヤンキー男子に立ち向かっていった。
シロクマ「おい?弱い奴をあまりイジメない方がいいんじゃないか?」
ヤンキー男子「はい、、、すいません!!」
そう言って、逃げて行った。
シロクマ「チッ。あいつら弱いくせにイキンナヨ。」
???「すいません。」
シロクマ「てかお前、、、、ペンギン君じゃねぇか。何してんだ。」
ペンギン「えへへ、、僕の嫁と優雅に話してたらこんなことに、、、」
シロクマ「何やってんだよお前(笑)」
ペンギン「アハハ!」
その後は僕とシロクマ君とペンギン君と、休み時間過ごした。
放課後
アザラシ「あ、今日一緒に帰れる?」
シロクマ「あ、ごめんちょっと予定入ってて、後で行く。すまん!」
どうやらシロクマ君は予定が入ったらしい。
アザラシ「ここで、待つしかないか、、、。」
そう言って職員室の近い廊下に本を読みながら突っ立っていた。
ヤンキー男子「おいてめぇ、こっちこいよ。」
アザラシ「うわっ!!!」
{続く!!}