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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
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みんながうるさく叫んでいる教室中のただの空気である俺はホラー漫画を読んでいた。『いってぇー』 あるクラスメイトが走っていたら俺にぶつかり、俺は思わずに大きな声を出してしまっていた。

ー『すまん。』と彼はいいまた教室中である人を追いかけ始めた。本当に子供だなー。もう高校2年生のくせにまだこんなようなくだらないことをするのはな。っとおじさんぽいことを考えていたら、先生が教室に入っり、その後ろからある男性の姿が見えた。背が先生よりも高く、金髪で肌がとっても白かった。外国人?と思いながら彼は口を開いて何かを喋っていた。

ー『初めまして。僕はニキータ・アンドレイと申します。ロシアから転勤してきました。どうもよろしくお願いします。』と彼は言った。

ー『なぜ日本に来たの?』『転勤した理由は?』『その髪の色は生まれつきですか?』など様々な質問が聞こえてきた。馬鹿な。来たばっかりなのにもうこんなに人気か。ただ背が高くて金髪だから?それとも外国人だから?それかその2つ?理由は人それぞれ。でも彼はただ普通の高校生にしか見えない。なぜこんなに人気なんだ。と思いながら漫画のページをめくった。

ー『席をどうしよう。あっ、ニキータくん櫻井の隣の席に座っていいよ。』と俺の方に彼女は指をさしながら言った。転勤生は俺の近くの方まで歩き。隣の机に座った。

ー『櫻井くん。よろしく。』と彼は大きな笑顔で言った。なぜ前から知り合いのような言い方で話しかけるんだ?なぜ『くん』付けだ?隣に座っているから友達になれるとでも思っているのか?残念。俺は友達なんていらないんだ。彼を無視し、漫画に目を向けた。でも変な雰囲気に彼は俺を見つめていたような予感がした。彼に目を当てると彼は俺を見つめていた。

ー『なんだよ!?』とイラついて言うと彼は、

ー『櫻井って綺麗な名前だね。』と変なことを言い出した。綺麗な名前!?確かにそうだけど男子には合わない名字だ。父には申し訳ないけど。俺はイラついていた。美人な転勤生。人気者。言葉扱いがいい。頭良さそうな人。変な笑顔。全部イラついてくる。なぜ俺の方を見ているんだよ。他の人のように俺を空気の一部として、俺の存在を忘れろよ。

給食になり、俺は自分の弁当を手に持ちながら、学校の屋上まで行った。

着くと隅に座りながら弁当を食べ始める。今日はコンビニのサンドイッチを食べようとしたが母から渡されたお弁当ですしありがたく、家を出る前にもらった。弁当は小学校から中学校まだに弁当が必要な行事に必要な時。いつも作ってもらっていた。『大丈夫。俺が作るよ。』と言っても、どんなに忙しくっても。結局お弁当を渡されていた。だから高校一年生になった頃に早く起きるようにして自分のお弁当を作って、早めに学校へ行っていた。早く行っても意味ないから一ヶ月でやめた。でも母よりは早く起きるようにしている。じゃないと疲れているのに俺にお弁当を作ってしまうからだ。それが嫌だからいつも母よりも早く起きている。でも今日は起きるのが遅くなってしまったから。母が自分の大切な時間を使って作った弁当を今口にしながら心から感謝をしている。

ー『ゆいちゃん。』と急に耳元に聞こえ。俺はビビった。

そこで笑いながら立ち止まっていたのは転勤生だった。

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