この作品はいかがでしたか?
219
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ノベルにハマってしまったここあちゃん、
ぴぇぇぇん★
みんなはチャットとノベルどっちが好き?
チャット→なんかLINEみたいなメッセージ式のやつ
ノベル→これ。んー、小説みたいな感じ?
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俺は、昔から病気で、体が弱かった、
そのせいで、周りからは特別扱いされて、
すぐ体を動かそうとするだけで怒られた。
心配された。幼児時代の時はずっと病院で、
外の景色は病院の窓からしか見たことがなかった。
初めて外に出れたのは小学校上がる時だった。
みんなは幼稚園の時から友達で俺は一人ポツンとクラスにいた。
そんな中話しかけてきた奴らもいた。
友達になったけど、俺は病院に常に通っていて、学校にいることは少なかった。
家に帰るなんてこと無かった。
なんなら家なんて知らない。家族も知らない。
知っているのは母という存在だけだった。
父の存在は知らない。
母は優しい人で、俺をすぐ気にかけてくれる。
会えるのは月に1回か2回。
あの人も忙しいのだ。
そのため友達は減っていく一方だった。
俺がよく話をしているのは俺の担当している医者の慧斗先生。
慧斗先生(さと)
看護師の梨々花先生だった。
梨々花先生(りりか)
特に仲良くなったのは梨々花先生だった。
ーー梨々花「お帰りなさい。」
「今日どうだった?」
ーー千冬「今日は、んー、楽しかった!!」
ーー梨々花「いいじゃん!良かったねー!」
勉強も教えてくれて、常に一緒にいた。
中学生になってもこの暮らしは変わらなかった。
高校生になる頃には家に帰れるといいな〜!
なんちゃって、、叶うはずもない夢をもつ。
俺は高校まで生きれないのに。
バカみたいだな。そんな俺でも友達、親友、
仲間が出来た。
中学生では俺が病気を持っていることは隠した。
みんな特別扱いするから、俺も同じ人になりたい。
普通の人になりたかった。
あと1年、まだ生きれる、生きたいんだ、
それでも、やっぱり様態はおかしくなっていく一方で、
咳は止まらず、たまに痙攣したり、呼吸困難にもなるが、そんな時はトイレにフラフラと逃げ込む。
みんなは最初は騒いでいたが、もうみんな慣れて、
松野くんは当たり前のことだ。
冷たい視線を浴びるが、仕方がない。
薬で何とかやっていけているだけで、
薬が無くなれば俺はきっと、、、
俺は不良になった。たまたま誘われて、才能があったようで、入った。
今では壱番隊副隊長となったが、
集会には中々行けず、いる存在となり、なかなか見ることができない存在となった。
梨々花先生にも心配される。
前ではいじめなんじゃないか、とか色々心配はされたが、誤解は解け、
不良になった。
そう言ったら絶対に怒られる。でも、どうせバレるならばと告白をしてみると
梨々花先生は「いいんじゃない?やりすぎない程度にね。ヤバくなったら救急車呼んでね??」
など、怒らず、微笑みながら俺の心配をしてくれた。
嬉しかった。
ーー♪((LINE
ーー千冬「あ、場地さん、」
ーー場地「千冬。今日の集会も来れなさそうか?」
「今日は大事な話があるんだが、、」
ーー千冬「許可取りますね。」
ーー場地「許可?お前親に許可なんてとってんのか?」
ーー千冬「じゃないと出して貰えないので、、」
ーー場地「厳しい家庭だな、」
ーー千冬「そうですね。」
家庭なんて知らない。
俺にはあるはずの家庭というものを知らないから。
俺にとっての家庭はきっと病院の中
梨々花先生と慧斗先生が俺にとっての家族なのだろうか?
そもそもみんなにとっての親とはなんなのか、
そういうことも何も教わらず、分からない俺は学校でよくある家族についての発表やレポートが大嫌いだ。
なんならお父さんなんて見たことも無いものだから。
お母さんもほぼ見ないのでどういう人かなんて詳しくは分からない。
なんならなんの仕事をしているのかさえも分からないのだ。
親との交流は10分間。
1ヶ月に1回の10分間だけなのだ。
最近どう?元気してる?大丈夫?
そんなようなことしか喋ってない。
お陰様であの人のことはほぼ知らない。
とにかく許可を取りに行こう。
俺の中では梨々花先生と慧斗先生が親なのだから。
ーー千冬「りり!」
ーー梨々花「ん〜?」
あ、先生の呼び名は距離感じるからと友達のように話して欲しいと言われたのでこの呼び名。
梨々花先生→りり
慧斗先生→さと
ーー千冬「あのさ!集会いってもいい?」
ーー梨々花「今この時間?」
ーー千冬「うん!」
ーー梨々花「ちふちゃんはちゃんと帰って来れる?」
ーー千冬「うん!」
正直この呼び名はやめて欲しいが、慧斗の呼び方の方がやめて欲しい。
ーー梨々花「慧斗先生に聞いてみるね〜」
しばらくすると慧斗が帰ってきた。
ーー慧斗「ちー!!今から行くん!?」
「大丈夫か!?」
このおふざけ野郎、、、まぁいいけど。
ーー慧斗「いいけど、俺も着いてくね★」
ーー千冬「えぇ!?」
ーー慧斗「大丈夫大丈夫!」
「俺喧嘩強いから!!」
ーー梨々花「元不良なのよ。この人w」
ーー千冬「知ってるけどほんとに??」
ーー慧斗「ほんと!!強いんだからな〜!」
ーー千冬「怪しいな、、」
ーー慧斗「酷くない!?まぁいいけど。」
てことで2人で集会へと向かった
コメント
23件
あ!だから毎日集会を覗きに行っても 千冬ちゃんが居なかったのか!
千冬が可愛い、最初は悲しい感じだったけど、最後は愉快w チャットもノベルも好き!ノベルはここあさんの以外あんま見ないけど、、 ここあさんのおかげでノベルも好きになった!!