テラーノベル
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『ビジュ寄せにいってる割に声真似似てなくて草www』
『赤色のせいでシクフォニ全部が汚れて見える最悪』
『下ネタとか面白いと思ってんの?不快なんだけど』
『暇72まじで消えてほしい』
「カヒュッ_」
画面上に並ぶ数々のアンチコメント。
辛くなるだけ、苦しくなるだけ…頭ではそうわかってても見るのをやめられないのには訳があった。
「ッなつ…!!!」
だってこうすればいるまが来てくれる。
「ぃ、る”ッッ…ッ」
「なつッ…大丈夫、大丈夫だから…ッ。俺と一緒にゆっくり深呼吸しよ…?」
辛くなればなるほど、苦しめば苦しむほど、いるまは俺だけを見てくれる。
俺だけを愛してくれる。
「また…しんどくなっちゃった…?」
「ごめんッね…ッッ。」
…でもね、いるまだって悪いんだよ?笑
「んーん、なつが謝ることないよ。なつは何も悪くない。だから安心して?俺だけはずっとなつの味方だからね…?」
いるまのその優しさが俺を壊したんだから。
責任、取ってよね_?♡
「ねえ、いるまッ…?」
「ん?」
「俺のこと、愛してくれるッ…?」
「もちろん、これまでもこれからもずっとね…。」
「ずっとそばにいて…離れないでッ?」
「離すわけないよ。」
あぁ、もう俺にはいるまさえいればどうでもいい。
「いるま大好き…。」
俺が抱きつくと、いるまは受け止めて抱きしめ返してくれる。
いるまの腕に包まれて、幸せで胸がいっぱいだった。
_はずだった。
ゴトッ…
ふと、何かが落ちた音がした。
それはいるまのスマホで、俺が抱きついた衝動でポケットから出てしまったらしかった。
「ぇッッ…。」
見えたものに、自分の目を疑った。
画面には某呟きアプリの、恐らくいるまのであろうアカウントのページが表示されていた。
『ビジュ寄せにいってる割に声真似似てなくて草www』
『赤色のせいでシクフォニ全部が汚れて見える最悪』
『下ネタとか面白いと思ってんの?不快なんだけど』
『暇72まじで消えてほしい』
「あーあ、もしかして見えちゃった?笑」
いるまは特に慌てることもなくスマホを回収すると、動けなくなってる俺に向かってにっこりと笑いかけてくれた。
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