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教室の時計を見上げる。
授業開始まであと数分。
顔を赤くそめ下を向くとあおい。
クラスメイトの声は全く入ってこない。
ただ時間の過ぎるのを待つばかりだ。
幸い体育の授業はないので着替えることはなさそう。
そう思っていると
キーンコーン🎶
授業開始のチャイムがなった。
周りの生徒たちは自分の席に戻っていく。
あおいもカバンからノート類を取り出し授業の準備を始める。
いつものあおいは比較的活発なほうでおしゃべりが好きな子供であった。
オムツを気にしながらなのでいつものように集中できない。
紙おむつのカサカサ音も気になってしまい授業どころではなくなっている。
数分進んだ時。
先生(じゃあこのページから読んでもらおうかな)
と1人の生徒を指差し教科書を読ませ始めた。
お願いだから当たらないで!
そう願っていると別の生徒。
さらに別の生徒……
あおいをよけているかのように別の生徒が当てられ読まされていく。
なんにんか読んだ後、、、
先生(じゃあ次は…)
とあおいの順番になってしまった。
人クラス数十人のなので回ってくるのも時間の問題だったのだ。
ゆっくりと席をたち教科書の一文に目を当てる。
少し声が震えていたもののなんとか読み終わり席に着く。