テラーノベル
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あの日から私は黒川くんと付き合い始めた。
黒川くんの前では"︎︎︎︎陽"︎︎で、
みんなの前では"︎︎︎︎月"︎︎でいる。
黒川くんは言った通りに、
"︎︎︎︎私も月も"︎︎愛してくれる。
私はそれが嬉しかった。
今までは"︎︎︎︎月"︎︎でいる事を頑張って、自分を見失いかけてたから。
でも"︎︎︎︎陽"︎︎を出せる事で、自分を見失わずに済んでる。
黒川くんのおかげだ。
今日は何回目かわからない黒川くんとのデート。
待ち合わせ場所に行くともうそこ彼はいた。
「陽」
「"︎︎︎︎イザナくん"︎︎!」
「ん、行こ」
「うん」
私は前より明るい笑顔でいれることが増えた。
イザナくんには感謝しかない。
私たちは手を繋ぎ、
街の人たちに紛れて、
デートに行った。
𝑒𝑛𝑑