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迷いの竹林にて
「…慧音」
「どうしたもこ…」
ドドドド…!!と周りから弾幕が地面に入り込んだ音がした。
「まさか…またアイツらが?!」
奴らが一斉に襲ってきたのだ。
猫牙、手下の鬼、輝夜に永琳…優曇華院にてゐ…。
「慧音」
「…分かってる、行こう」
（いや…まて、多数の殺気を感じるぞ…?!）
「きゃっ？！」
私は慧音を抱かえ、空高く舞った。
辺りには真っ赤な霧が立ち込めていた。
（スカーレットの野郎もいんのか…?!）
妹紅、慧音に耳打ちした。
（慧音、私が札と共にお前を飛ばす…お前は逃げるんだ!!）
「え、でも…」
私は有無を聞かず、慧音を飛ばした。
そして、叫んだ
「来るなら来い…相手してやるからよぉ!!」
一番最初に来たのは
『夜符「バッドレディスクランブル」!!』
「うぉっ」
レミリアだった。
「…やぁやぁ、肝試し振りだな？」
「貴方を倒せばたんまりと地位を貰えるのよ…」
「行くぞ!!」
妹紅は空高く飛んだ。
「うふふ…早く済ましてやるわッ!!」
レミリアは早速、真っ赤な槍を作り出した
『神槍「スピア・ザ・グングニル」!!』
「遅い…」
「?!」
蝙蝠女の背後に飛び、
挨拶代わりに
「うぎゃぁぁぁ?!」
背骨を折っておいた。
「うぐ…」
「…そうか、蓬莱人じゃ無かった」
「まぁ、早く終わったからいいよな。」
「は…早い」
カチッ一瞬にして全物質の動きが止まった。
「…お嬢様をよくも」
カチッと次に動いた時、
妹紅の周りには無数のナイフが
「…だと思ったぜ!!」
妹紅は札を出し、全てのナイフを跳ね返した「な、なにぃ?!」
「十六夜咲夜…」
『＊凱風晴天快晴脚＊!!』
妹紅は咲夜の頭にかするくらいの位置に蹴りを喰らわせた。
「…っ」
咲夜は気絶した。
「あははははは!!」
ぶちゅんと私の腕が吹き飛んだ。
「…フランか」
「お姉ちゃん、遊んでよぉぉぉ!!」
「爪符「デスパレードクロー」!!」
フランの顔や身体に何度も鉤爪を引っかける
「くっ…禁弾「スターボウブレイク」!!!!」
特有の弾幕も簡単に避けて見せた
「…焰符「自滅火焰大旋風」」
「ま…まずい?!」
バチパチと、肉の焼ける匂いがした。
フラン諸共自滅し、リザレクションした。
「さぁ次だ…」
次に佇んだのは、
パチュリーと美鈴だ。
「ほう…武闘派と頭脳か、面白ぇ!!」
『虹符「烈虹真拳」!!』
『金木符「エレメンタルハーベスター」』
「…」
なるほど、目眩しに打撃か…なら打撃を先に潰すか…!!
『不死「凱風快晴飛翔蹴」!!』
「なっ…どこに?!」
美鈴が探していると
「上だよ、お姉さん。」
上から妹紅の足が降りてきた。
「ふごぉ?!」
あぁ…美鈴も気づけれない気の消し方を身につけたんだっけ。
まぁどうでもいい…後は魔女だけだ…!!
『符の弐「デリュージュフォーティーディ」』
『「パゼストバイフェニックス」』
卑怯…そんなことは無い。
「っ―!!」
パチュリーは弾幕に耐えきれなくなり
呆気なく消えた。
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