お題箱【ハイスペ攻め✖️自己肯定感低受け】
から引用。
俺の恋人はよく逆ナンされる。しかも、毎回すごい綺麗な人から…今日も
「おにぃさんイッケメ〜ン♡
これから時間ありますぅ? 良ければ
ご飯でも〜♡♡」
「あぁ〜すいませんッ。連れまたしてるんで〜」
と声をかけてきた美人に言ってこちらに駆け寄ってくる。
「仁人!待たせてごめん!トレイ結構向こうにあってさ〜💦」
「全然待ってねぇよー、俺もいい休憩になった。」
と言って腰掛けていたベンチから立ち上がる。
「相変わらずモテるな、お前」
「あぁ〜…ごめん…」
「お前がモテるなんて今更だろ。気にしてないから笑。次、勇斗ここ行きたいんだろ行こうぜ」
「…おう」
といい、俺達は歩き出した。
さっきは「気にしてない」と笑って言っていたが実は結構気にしてる。嫉妬とかそういうことではない、勇斗があんな風に声かけられるは突然だ。ただ、あの光景を見る度に勇斗の隣がほんと俺でいいのかと思い気持ちが沈んでしまう。俺が恋人じゃなかったらああいう美人と歩いてたんだろうか、その方が勇斗にとって幸せなんじゃないかと考えてしまう。
「(なんで、俺なんかと付き合ってるんだろうか)」
そうやってマイナスなことしか考えられない。
そうして少し俯いている姿を勇斗が横目で見ているとは知らなかった。
「勇斗〜おまたs」
「あ!この人がお連れさんですか!?」
忘れ物を取りに行き、待たせていた勇斗に後ろから声をかけると綺麗な女性が覗き込んできた。
「おにいさんがすごいかっこよくて〜♡♡声掛けたんですけど、お連れさんといるって言ってたからぁ〜良かったらおつれさんも一緒にお茶しましょ〜っていってたんですぅ♡ 」
「私達もちょうど2人だし、お連れさんもかっこいいから〜♡♡」
と畳み掛けるように話しかけてきた。
「(うぁ〜…勇斗の背中しか見てなくて全然気がつかなかった…)」
と思い「えっ…と…」とどうしようかと思っていると、勇斗が俺の肩を引き寄せられた。
困惑した顔で勇斗を見るとこちらをみて微笑み女性2人組の方を見て
「おねえさん達ごめんね、俺達これからデートなんだ。じゃぁね」
俺も2人組もポカーンとしていると 俺の耳元で
「仁人、行こっか(いつもより低い声)」
と囁いてきた。あまりにも色っぽい声では言われたから
「ひぇッ!///あ、あぁ、行こうかッ 」
とかなり変な声が出る。
そんな俺の手を引き2人組に手を振りながら歩き始める。後ろから「えっ!?ちょっと待って!」と混乱している2人の声が聞こえてくる。
今、顔も身体も頭の中もとにかく全部が熱い
「ちょ、ちょっと!勇斗ッ。」
と俺が声をかけるとこちらを振り向き
「ちゃんと言った方がいいな」
「え?」
「はっきり言ったら仁人気にするかなぁって思って「連れ」って言ってたけどさ。毎回すっげぇ悲しそうな顔するし〜。…特にこの前とか余計なこと考えてそうだったし 」
「うっ…」
バレてたのか…
「俺も流石にデート中にやられるのはうんざりしてたしさ、それに」
「?」
俺の耳元で
「こんな可愛い仁人みれるしさ♡」
と嬉しそうに囁く。
「は、はぁぁぁ!?!///」
と言うと勇斗はさらに嬉しそうに笑った。
そこから、逆ナンされた時は
「恋人がいるから!ごめん!」
と堂々俺の方に駆け寄ってくるようになった。勇斗はなんとも思ってなさそうだが、俺はまだ少し照れくさい。
はじめまして、やゑざくらと申します。
M!はかなり流行ったこともあり存在はしてってましたが、最近おちました。
ド新規で右も左も分からないですが頑張っていこうと思います。
書くとしたらこのカプだけかなと思います。
ちなみに今回のお話は
29.逆ナンされまくる勇斗は流石にうんざりして来た様子。いつも連れがいるので、と断っていたが、連れも一緒でいいから〜!と言われるようになり、もう最近は「恋人が待っているので!」といって仁人の方に走っていくことにした。
と言うお題でした。
全然、話違うくない?
もう、指が動いてどうしようもなかったのでこのまま突っ走りました。文書力がほしぃ…
今度は上手く書けるよう頑張る。
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