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この小説は、人間の残酷さを描いた作品です。
いじめシーンがあります。苦手な方は今すぐブラウザバックを
人によっては胸糞悪いシーンもございます。
もう一度言いますが、閲覧は自己責任となります。
反論は受けつません。
食事前の閲覧はオススメしません。
これをすべて読んだのなら、本編へどうぞ。
第一章 新学期満開
4月
小学校の新学期が始まり、私はドキドキする
「楽しみだな」
満開に咲く桜を眺めながら、私は学校へと向かった。
時は早く、いつの間にか学校に付いていた。
「ここが新しい学校かぁ」
そう言うなり、私は自分の学年の階へと向かった。
教室に入って、私は友達と一緒のクラスで安堵する。
「おはよう。今日から新学期だね。」
私はそんなことを言う。
友達は笑顔で「おはよ〜!りなと同じクラスでよかったよ〜!」と言う。
私の名前は大口 梨奈、11歳
何処にでもいる平凡な小学6年生だ。
「最後の小学校生活だもん。楽しまなくちゃ、」
そんな私の期待を裏切るように、私の小学校生活は始まった。
5月
私は今、地獄生活をしている。
私のクラスにはグレーゾーンと言う子がいる。
私のクラスは普通学級であり、基本的にグレーゾーンが来る子ではない学級なのだ。
その子はいじめられ、日々自信がなくなっている。
私はその子を眺めるだけ。
友達と話してる時にその子がいじめられていた。
「あれって………」
私は恐怖だった。
だって、いじめっ子達がいじめられっ子に痣が出来るまで殴って蹴ったりしているもの。
「あははは!」
友達がいじめを見ながら笑っている。
「も〜、面白過ぎでしょ。でもやり過ぎて学校来なくなるのが心配だわ〜」
友達が残酷な事を言う。
「いやいや、あのくらいが丁度いいでしょ、あいつの親いじめられてても無理矢理学校行かせてるらしいし」
もう一人の友達が言うそんな冷酷な事に、私は背筋が凍る
でも、私は結局の所何も出来ない。
私は傍観者の立場なのだ。
「りな?体調でも悪いの?、顔が青ざめてるよ。」
「あ…大丈夫。ちょっと寝不足で、トイレ行ってくるね。」
「行ってらっしゃい〜」
私は教室を出るなり、走ってトイレに駆け込んだ。
トイレの個室に行くなり、私は吐いた。
6月
いじめはエスカレートしている。
冷たくて残酷ないじめに今はなっている。
いや、1ヶ月前からそうだ。
私は休み時間中に、友達と話していた。
でも話の内容はいじめられっ子の悪口ばっか。
話を聞いていると吐き気がする。
もうトイレに行って逃げ込もうかな、そんな事を考えていた。
「きゃあ!」
一人のクラスメートが悲鳴を上げる。
何だ何だとクラスメート達が言う。
「何よこれ……」
どうしたんだろう、と気になった私は近づいてみた。
そしたら、その子のノート、筆箱、教科書がボロボロに破かれ更には虫まで居る。
私は絶句した。
でも、絶句の後に安心と言う感情が来た。
クラスメート達が徐々に近寄って来て、笑っている。
その子は泣いている。
その子が更に泣くとクラスメート達は更に笑う。
私はふっと何故か破かれた原因が思いついた。
その子はいじめられっ子と仲良くしていたのだ。
いわば、いじめられっ子にとっては天使みたいな存在だった。
あぁ、そうか。
私は瞬時に理解した。
このクラスは、いじめられっ子と仲良くしてはいけない。いや、話してはいけない。
話して良いのはいじめっ子だけ。
もちろん、このクラス全員がいじめっ子だが、過度ないじめを行っている者だけが話すのを許されるのだ。
このクラスで安全に過ごす解決策をまた見つけた
クラスメートを信じないことだ。
第一章 終わり
おまけ
「アリの心臓」をここまで閲覧いただきありがとうございます!
筆者の笑笑天使༊༅✧ˈ‧˚⁺です!
まぁ、我ながら何ていうものを仕上げてしまったんだと思いますね(笑)
登場人物ほぼ全員が残酷ですが、一番残酷なのは主人公ですよね。
自分は見てみぬふりをしているんですよ。(笑)
結局は傍観者が一番怖いと言うことですね。
でも、これを見ている貴方達もいじめを傍観してたのでは無いのでしょうか?
感想お待ちしております😊