最終話〜((((え？

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zm side

はーい、どうもー、ゾムでーす。

時の流れが進むのは早いですねー、こんな早いとは思ってませんでした。

シャオロンがうちで引き取られて早6年。

え？あの後どうなったかって？

シャオロンは病室送り。１ヶ月後には足も綺麗に治ったり、元から1人で練習していたらしいけど喋る練習もしたりして…

まぁ今でも俺らは基本ずっと一緒やで。

唯一なくなった…のは、夜寝ることかな。

シャオロンは何故か夜寝る時だけはトントンの部屋に行くようになった。

まぁその方がトントンも徹夜しんやろうし有難いけど。寂しいってのは秘密な？

え？そっちじゃないって〜？

はいはい、ちゃんと話してくぜ〜

好きって言われて所謂人生初の告白を受けてんけど、相手未成年っすよ！？

流石にあかん、無理やと思って断った。うん。

…なんかシッマみたいになったな

でも、シャオロンのことが嫌いなわけじゃないんすよ。ちゃんと好き。恋愛的な意味で。

ただ未成年だったってのがあれやったな。

流石に未成年に手出したら俺が捕まるてw

いつ成人かって？いや、今日っすよ。

やのに、グルッペンはいきなり会議ブッコミやがって……これは食害の刑やなぁ( ≖ᴗ≖​)ﾆﾔｯ

gr｢今日、集まってもらったのは他でもない…ゾム以外は知っているだろう？｣

ut｢流石に覚えとりますって〜｣

ん……？何で俺だけ知らんのや、？

zm｢え、な、なぁ…どしたん？｣

gr｢まぁ待たせるのも悪いしな。入ってきていいゾ｣

グルッペンがそう声をかけると、会議室の扉が開く。

そこにはシャオロンがいた。

zm｢しゃ、シャオロン……？｣

思わず椅子から立ち、シャオロンの近くに行く。

シャオロンは俺を見てニコッと笑う。

gr｢紹介しよう、新しく幹部になったシャオロンだ。｣

グルッペンが言う。

え、待ってぇや。シャオロン、訓練とか一切受け取らんで？やのに、幹部なんて危ないとしか言いようが……

そう思っているとシャオロンは喋り始めた。

sho｢…実はな、ゾムに内緒で稽古とかしてもらってん。ショッピくんとかシッマとかに稽古つけてもらって、ロボロとか大先生にパソコンとかの使い方教えてもらって、トントンに書類の仕方教えてもらって……｣

｢夜、トントンの部屋で寝とったんは、稽古の振り返りとか書いてたからやねん。ついでにトントンと一緒に書類少しずつやったり…｣

だからトントンの部屋に行ってたのか…

やけど、

zm｢…何で俺に言ってくれんかったん、？｣

シャオロンは少し下を向く。そんなに言うのを躊躇うことだろうか……

俺はそんなに、シャオロンからの信頼がなかったのだろうか…

sho｢…付き合ってください｣

zm｢え？｣

sho｢俺と付き合ってください！｣

シャオロンは顔を赤らめながらも俺の目を見て言う。

シャオロンは続ける。

sho｢…あの時はたしかに、まだ俺あんま喋れんかったし、動けんかったし、1人前でも無かった。でも…！今日で俺やって1人前や！もうゾムに迷惑かける事なんてない！｣

｢今までの分、恩返しするつもりでおんねん！やから……！！｣

全員ニヤニヤしながら俺らを見てる。

なるほど…全部知ってたのか。

ふと横目にエーミールを見る。

エーミールは笑って頷いていた。

俺はシャオロンの手を引いて会議室を出る。

……俺やって準備しとってんからな、！

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sho side

ゾムがどんどん俺の手を引いて廊下を進んでいく。

sho｢ちょ、ちょ、！ゾム！？どこ行くん！？｣

ゾムは答えない。やがてある場所にきた。

そこは…

sho｢……庭｣

庭は今日も色鮮やかな花が咲いている。

最近は稽古とかであまり来れなかったので、久しぶりに来れて嬉しい。

zm｢…ちょっとまってて｣

ゾムはそう言ってどこかへ行ってしまった

数分後、ゾムは何かを持ってきた。

zm｢…ん、これ、あげるわ｣

ゾムの手にあったのは4本の花束。

zm｢ガーベラって言うんやで｣

そう言って俺の手にのせる。

4本のガーベラはとても綺麗に咲いていた。

sho｢…え、告白の返事は？｣

俺が聞くと、ゾムは笑って言った。

zm｢そんなんOKしかないやろw｣

そう言って俺を抱きしめる。

俺の目には涙が浮かんでいた。

sho｢…この花言葉なんなん、？｣ｸﾞｽﾞｯ

zm｢エミさんに聞いてみるとええで〜｣

なんかはぐらかされてムカつくけど……まぁええか。

それから俺はまた寝室をゾムと同じ部屋に戻した。

俺らの部屋には5本のバラを飾ってる。ゾムはまだ意味わかってへんらしいけど、別にええねん。

でもいつか気づいて欲しいな……

🤍_𝙚𝙣𝙙_🐈‍⬛

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お疲れ様です〜！！

お花紹介↓

・ガーベラ

花言葉…希望、常に前進、辛抱強さ

4本の意味…あなたを一生愛し続けます。

・バラ

花言葉…美、愛情

5本の意味…あなたに出会えて良かった。

これにて完結です！

なんか途中からホンマに分からんようなってきて……自分の語彙力のなさがほんまに改めて思い知らされました……

まぁ毎日思い知らされてるんですけどね★

次回作からはもっと頑張ります😭

次回作……｢感情のない紫色｣(学パロ)

12月11日(月)から連載開始＿＿＿＿