そうだ、今思えばここからが地獄の始まりだと思う。
俺は完全に闇に染ってしまった。
俺が部屋で資料をまとめていると弱々しいくコンコンと戸を叩いた音が部屋に鳴り響いた。
俺は不思議に思った。なぜこんな出来損ないに話しかけてくれたのだろう、と。
「三途、任務だ。スクラップにしてこい、失敗したら、殺す。」
俺ははいとだけ返事をし、スクラップに向かった。
期待してしまった。俺を助けてくれるのではないかと。優しく慰めてくれるのかもしれないと。いや、助けてくれようとしてくれたのかもしれない。
今日、人に期待するのは辞めようと思った。いや、思い続けていた、はずだ。でもマイキーは言った。
俺の為に死ねるか?
俺は嬉しかった。今マイキーは俺を必要としてるのだと。やっと俺に目を向けてくれるのだと。もちろんですと笑顔で言った。
だからまた期待した、
それが忠誠心へと変わった、
でも、何故か心から返事をすることが出来なかった。
もう、何にも期待なんかしない、期待したからああなったんだろ。期待したからあんなことに。期待なんて人間がしていいことじゃない。でも、期待と好奇心で人間はできてるって言うよな。じゃあ俺は人間じゃないのか、笑ははっ、あはははッ
期待なんてしたから俺はこの傷が、
期待なんてしなければ虐められなかったのにな。
なんで傷、あるんだっけ。誰に期待したんだっけ。あれ、?思い出せないや笑、辛かったのにな。あ…そっか、。い、いやだ、思い出したくないッ思い出したくないッ!!
いやだッ!、やめろッ!!やめろッ!!!!
おい!どうした!
三途!!落ち着け!!!
お、い、三途、どうした、
なんで叫んでんだよ、キモ。
何自分が辛いですアピールしてんだよいつも俺たちが仕事しないで迷惑ですみたいなこと言ってたくせによぉ、てめぇがいちばん迷惑かけてんじゃねぇかよ。なぁ、兄貴?ホントだよいい加減にしろよなぁ?w
やめろ、俺はッ、!迷惑、ジャない!
そんなんけない、!いやだ!シゴトモ、マイキーニモイロイロツクシテキタ、クスリ、ニモ。
おい、三途、?おれら、そんなこと言ってねぇ、よ?
おいッ声、聞こえてんのか…?落ち着け、よ、おい、なぁッ!!ポロ
「あ、?なんでお前らそんな泣きそうな顔してんだよ。キモイんだけどw梵天回らねぇから仕事しろよなー」
、は?意味がわからない。さっきまでパニックになって過呼吸なりかけだったじゃねぇかよ。俺らの声も聞こえないでずっと…ずっと、
…なんで、あいつ、あんな笑顔だったんだよ、。あれ?でもいつも見てた顔…
そうか、。三途は…、
俺はどうなってもいい。もう、いいんだ。
そうか、わざと任務を失敗し続ければ殺してくれるのか、?いやそれでは梵天に迷惑がかかる。迷惑がかかる?メイワク?
オレガイルカラメイワクガカカッテルンジャナイカ。
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