テラーノベル
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私は付き合っていく中で幸せだと感じていた。
きっと君も同じだと思う。
でも喧嘩する度、私に悪い所がありすぎた。
彼女を怒らせ、泣かせ、言わせたくない言葉まで言わせてしまうほどだった。
付き合ってから、何度別れ話をしたのだろう。
何度別れを告げられたのだろう。
別れの言葉を聞く度、私の心臓は締め付けられ、呼吸が浅くなる。
心臓のドクドクも早まり、息が詰まる。
目の前がぼやけ、目から何かが零れ落ちた時、それが涙だとやっと気づく。
別れ話をする時、彼女は何を考えているのだろう。
思うところはきっと、たくさん頭に浮かんでいると思う。
泣いているかもしれない。怒っているかもしれない。
どういう感情を持っているか、その時だけは分からない。
いつもは手に取るようにわかるのに。
でも、笑顔ではないと私は分かってしまう。
笑ってない。私が好きな彼女の笑顔はその顔にはない。
私の中の彼女は、隣にいるのが当たり前だと感じていたのかもしれない。
そう思いたくないだけで、当たり前だとどこかで思っていたのだろう。
当たり前なんかじゃないのに。
私は、彼女が必要だから愛してるんじゃない。
今じゃ、彼女がそばに居ることを当たり前だと思っていない。
いついなくなってしまうか分からない存在だ。
だからこそ、ずっと一緒にいてもらうために私は努力を重ねなければならない。
私に悪いところだらけだから、喧嘩をしてしまう。
彼女は、私の独占欲と、嫉妬、束縛、全て受け入れてくれている。
わがままな私さえ、受け入れてくれる彼女だ。
私は、それに答えなければならない。
喧嘩しても、必ず気持ちを受け止めようとしてくれる彼女。
その度、喧嘩していても好きが増す。
関係を悪化させるような発言ばかりする私に、彼女は呆れてくるだろう。
今更それを恐れている私。
私は、この人で最後にしたいのだ。
彼女の最後の恋人になりたい。
私を最後の恋人にして。
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