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また聞こえてきた
不気味な声がいつもどこかからか聞こえてくる
『、、、』
kn「、、はよ学校行こ」
俺の腕をシッマが引っ張りながら学校まで全速力で走った
あの声は俺だけじゃなくシッマにも聞こえてるらしい
本当に気味が悪い
やっと学校に着くと俺達の方に向かってシャオロンが走ってきた
sho「お、!シッマ!ゾム!おはよ!!」
rbr「おはよ、、、ってお前らいつもみたいな元気ないけど、、どしたん、?」
教室に入った瞬間ロボロとシャオロンが俺たちに話しかけてきた
『おん、、』
kn「また、あの変な声が聞こえてきてん、、」
シッマがそう言うと場の空気が凍り付いた
そして皆黙り込んでしまった
ut「、、、そ、そういえば!今日転校生来るらしいで!しかも女の子!」
そんな沈黙を破ったのは大先生だった
ht「、らしいね」
sho「噂ではめっちゃ可愛いって聞いたで」
気付けば俺たちも転校生の話に混ざり変な声の事なんてすっかり忘れていた
「お前ら〜席に着け〜」
「今日からお前達に新しい仲間ができる、仲良くするんだぞ」
「転校生だって」
「女の子かな、」
「かっこいい子がいいなぁー、」
「どんな子だろ、」
「入ってきていいぞー」
先生の一言で皆が一気に前を向いた
「引っ越してきました、白鷺 薫と言います、、、よろしく、」
「自己紹介ありがとう、白鷺の席は、、鳥井の隣の席だ」
「はい、」
こちらに向かって歩いてきた
そして白鷺さんと目が合った
白鷺さんはランドセルを横にかけ席に着くと口を開いた
『よろしく、』
「、、よろしく」
白鷺さんはずっと無表情で淡々としていた
彼女はとても端正な顔立ちをしていた
そのため彼女と仲良くしたい男子が彼女の方をちらちら見ながらそわそわしている
人形みたいに綺麗な顔やな、、